個人投資家生活研究所【掲示板】における質問・回答、投稿記事を掲載します。
若林史江氏と日経クイックニュース社とが和解
投稿者:エンドウ 投稿日:2008/12/04(Thu) 12:00 No.1084
お世話になります。
月刊誌「サイゾー」12月号に「美人トレーダー若林史江 日経記事"盗用"と"手打ち"の内情」と題する記事が載っていました。
記事要旨
週刊朝日6月27日号のスクープによって若林史江氏が自身の公式HP、メルマガにおいて日経クイックニュース社(以下、NQN)の記事を1,000本以上盗用していたことが明らかになった。
スクープ記事掲載の週刊朝日の発売日前後、若林氏は当時連載記事を持っていた『マネージャパン』(角川SSコミュニケーションズ)の編集部など、 懇意にしていた編集者に間を取り持ってもらう形でNQN本社を訪れ、同社幹部らに直接事件の経緯を説明し、涙ながらに謝罪をした。
しかしNQN側はこの盗用事件を悪質なものとし、刑事告訴を検討した。しかし、その後NQN上層部の検討により、今まで日経グループ自身が若林氏を”カリスマトレーダー”などともてはやし、セミナー講師にしたり自社メディアなどに登場させたことを振り返り、”刑事告訴などすれば、むしろ日経グループが世間の笑いものになる”と翻意し、若林が記事使用料を支払うことで示談とした。記事使用料は約100万円と見られる。
引用元
http://www.cyzo.com/2008/12/post_1253.html
世界に類を見ない盗用事件ですから是非司法の場での決着をつけてもらいたいと思っていましたが、1700本もの盗用(2008/10/29日経新聞記事による)被害を受けていながら、日経グループも腰抜けですね。訴訟を断念した事自体が笑い者になると思いますがどうなんでしょうか?
敗者に逃げ道を残す
管理人やすまろ - 2008/12/04(Thu) 23:00 No.1086
エンドウさん、こんにちは。
一般的に、不法行為を働いた相手に対してどの程度の制裁を加えるかについては様々な判断があると思います。
企業が個人に制裁を加える場合、厳しくしようと思えば業界から締め出す事も可能だと思います。
話が飛んでしまいますが、戦国武将が合戦で城を攻める際に、完膚無きまでに叩きのめすことが可能な場合でも、逃げ道を一つ残しておくことがあったようです。
その方が相手も死に物狂いになることがなく、自軍の犠牲も少なくて済み、スムーズに城を攻め落とすことが出来たそうです。
今回は企業対個人で力関係が圧倒的に異なるので、上記の話は当てはまらないかも知れませんが、相手を完全に叩きのめすことが必ずしも最適解ではないと判断したのだと思います。
日経側が大いなる心で若林氏を許した
エンドウ - 2008/12/05(Fri) 20:47 No.1087
お世話になります。
言われてみれば、日本でも有数の大メディアにとってたかが一タレントなど取るに足らない相手なのでしょう。雑誌「サイゾー」の記事も情報元は”日経関係者”とはなっていますが、よく読めば伝聞調でウワサの域を出ていない印象があります。若林氏本人に対する反面取材が一切載っていないので記事内容が100%正確とは言い切れない可能性もあります。
戦国武将のエピソード、大変興味深く読ませていただきました。先人の言葉には含蓄がありますね。今回は日経側が大いなる心で若林氏を許したというのが真相なのでしょうね。
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