日経新聞2007年3月24日の記事より
松下電器産業はインターネット事業から全面的に撤退する。傘下のネット事業「パナソニックhi-ho(ハイホー) 」を同業大手のインターネットイニシアティブ(IIJ)に売却する方針を固めた。
松下は昨年来、ケーブルテレビ(CATV)を使った高速通信などを相次ぎ手放しており、今回の売却で、本業との相乗効果が薄いネットサービスからの撤退を完了する。薄型テレビなどエレクトロニクス事業に経営資源を集中する姿勢を強める。
来週にも両社が基本合意する見通し。売却額は十二億円前後とみられる。サーバーなどの設備や会員をIIJに譲渡。IIJは新会員を順次、自社サービスに移行させるが、hi-hoブランドは維持する考え。
hi-hoの会員数は個人・法人を合わせ約三十万人で黒字を確保しているとみられる。IIJの会員は企業を中心に約六十万件。事業買収後、セキュリティー機能を高めたネット接続サービスで個人需要を本格開拓。ネット接続首位のソフトバンクグループ(同五百万人)などを追撃する。
松下は一九九五年にネット接続サービスを始めた。テレビをネット接続端末に進化させて家電事業とネットサービスを一体運営することを狙ったが、ソフトバンクなどADSL(非対称デジタル加入者線)事業者が相次ぎネット接続に参入、会員数は低迷していた。(抜粋終わり)
当サイト(個人投資生活研究所)は現在、パナソニックhi-hoのサーバを利用しております。hi-hoからは今のところ具体的な連絡は無いので、事業譲渡後のサーバ環境が変化するかどうかはまだ分かりません。hi-hoブランドは維持する考え、と記事にありましたので、変化しない可能性もあります。
私が気にしているのは、サーバのドメインが変更されるかどうかです。サーバのドメインが変更されると、WebサイトのURLが変わるので、サイト運営上影響が大きくなります。数多くのサイト様に相互リンクして頂いているのですが、URLの変更の御願いをする必要が生じます。また、各種検索エンジンに新しいURLを登録する必要が生じます。
仮にサーバのドメインが変わるのであれば、これを機会に独自ドメインを取得するのもいいかなと思います。環境の移行に手間がかかるとは思いますが、独自ドメインがあればサーバを移行してもURLが変化しないので、末永くサイトを運営するにはその方が有利です。
何れにしても事業譲渡によりサーバ環境が変化するかどうかは分からないので、今後の展開を見守りたいと思います。
hi-hoを運営しているパナソニック ネットワークサービシズ株式会社から今後の事業展開についてのメールが来たので、御紹介します。(2007年3月30日メール受取)
今後のサービス提供につきまして
本日(3月29日) パナソニック ネットワークサービシズ株式会社は、本年6月1日をもちまして、インターネットサービスプロバイダ(ISP) 事業、並びに ISP事業基盤をベースとした法人向けソリューション事業を分割し、新たに「株式会社ハイホー」を設立、それと同時に新会社の全株式を株式会社インターネットイニシアティブ(以下、IIJ) に譲渡することを正式に決定いたしましたので、ここに会員の皆様にお知らせいたします。
本年6月1日以降、「hi-ho」 の ISP事業及びその関連事業は、現状のまま「株式会社ハイホー」に引継がれます。現在、お客様にご利用いただいている接続コース及び料金、メールアドレス、各種オプションサービス等につきましては、新会社に引き継がれましても一切変更はございません。また、「hi-ho」のサービスブランド名につきましても継承いたします。上記の通りhi-ho のサービスについて変更はございませんので、ご安心ください。(抜粋終わり)
一時はドメイン変更も危惧されましたが、上記メールにより、変更が無いことが分かりました。ということで、当サイト(個人投資生活研究所)は従来通りのサーバ環境で運営を継続します。
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