イシガメはどんなカメ?


  • 本名はニホンイシガメ、ほかにミナミイシガメもいるけどニホンイシガメの方です。

  • その名の通り日本にしかいない亀です。

  • こうらの長さはめすで18センチ、おすで10センチ、めすの方が大きくなるんですね。

  • こうらのふちがギザギザになっています。

  • 亀の子せんべいのモデルの亀です

  • 歯は、ありません。

  • まぶたは下から閉まります。

  • 北海道を除く山地の川や池に住んでいます。

こうらの名称
こうらの名称




こんなの知ってる?         

オスとメスの決まり方

  • 卵が孵化(ふか)する前、卵が暖かい環境にあればメスが多くうまれるそうです。
    逆だったらオスが多く生まれるようです


オスとメスの見分け方

    肛門の位置に注意(一般的)

  • 肛門が甲羅より外にあるのがオス
  • 肛門が甲羅より内のシッポの根元付近にあるのがメス

    おなかのへこみに注意(イシガメ)

  • おなかを見て真ん中がくぼんでいるものはオス
  • おなかを見て平らか少しふくらんでいるのがメス

    大人になるとツメに注目(アカミミガメ)

  • 前足のツメが長くのびているものはオス

ゼニガメは誰の子?

  • イシガメやクサガメの子供のときの呼び名を一般にゼニガメと言います。

ミドリガメや、ゼニガメ(クサガメ)は、よくペットショップや露店などで売られているのを見ますが、イシガメは見ません。
昔は売っていたようですが、なぜでしょう。

    ミドリガメや、ゼニガメが売っている理由

  • ミドリガメも、ぜにガメも小さくて可愛いから
  • ミドリガメは、名前の通り緑色をしていて模様がきれい
  • ゼニガメも、首のところに黄緑色した模様があって可愛いから
  • 小さな子供で飼えるから (犬のように散歩もいらないし、鳴かない)
  • 飼うのに手間がかからない (熱帯魚のように温度管理をしなくて良い)
  • その他いろいろ

    なぜ、イシガメは売ってないのでしょうか

  • 黄土色して派手さがないから、売っても買ってくれない
  • 顔がちょっととんがっていて可愛くない
  • トカゲみたいな顔がこわい
  • ひょっとしたら飼うのに難しい
  • ひょっとしたら数が少ない
  • ひょっとしたら繁殖が難しい
  • 日本にしかいないから輸入できないかもしれない
  • わからない、ひょっとしたこといろいろ

子供のカメは大きくなるよ

  • ミドリガメも大きくなると甲羅は黄土色になって、顔と首のところに黒縁で黄色や赤の模様が残るだけになるよ
    (ちょうど中国の京劇のような顔−−−ちょっとこわい)
  • ミドリガメも、ゼニガメも、20−30cmになるよ
  • ゼニガメはそのまんまで大きくなる
  • イシガメもそのまんま大きくなる 20cm位
  • 大きくなるとよく飯を食う、よく食うと大きくなる


カメにも性格がいろいろあるよ

  • 自然食派−−−人工餌はいっさい食べない
  • 現代子派−−−人工餌か上等の肉しか食べない
  • 凶暴性−−−−他人のしっぽを平気で食いちぎる クサガメは、たちが悪い
  • お騒がせや−−−ちょっと人間が近づくとビューと逃げて踊りまくる
               (もう3年もつき合っているのに)
  • 横取りや−−−そばに食べ物があっても人の食べているものをとる
  





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いろいろなカメ

ミッシッピーアカミミガメ

(ミドリガメ)
よくミドリガメと呼ばれて売られています。
目の後ろに黄色、赤模様があります。

奈良県の長谷寺のカメ池で撮影
イシガメやクサガメもいます ひっくり返して見れるよ

コロンビアアカミミガメ

(ミドリガメ)
よくミドリガメと呼ばれて売られています。


写真

取材中

キバラガメ

(ミドリガメ)
よくミドリガメと呼ばれて売られています。
おなかはクリーム色で模様がありません。

写真

取材中





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