晴信と景虎を語る 改訂版

文章が二年前ということもあって、現段階での語りをしてみたいと思います。

晴信×景虎はじめて物語

そもそも、小学生からこのカップリングは知ってました。

出会いは某アニパロコミックスです。
小学生の時、古本屋さんで買いあさっておりまして。
当時のアニパロの作家さんはみんな大好き!なんですけれど、その中で面白いなーとおもった作家さんの作品。
「スプリングタイガー」
当時の大河ドラマは武田信玄で、それのパロディなんですけれど・・・。

知っている方は知ってると思うのですが、晴信が超カワイイのです!
属性は天然なんですが何をかんがえているかがちっともわからない、というのがいい。
・・・そして対するは、景虎なんですけれど、グラサンをつけています(笑)。
たぶん、大河信玄×あぶない刑事だと思うのですが・・・。

マンガを見ていた方はわかるのかと思うのですが、晴信と景虎のケンカというか、おしゃべりがなんともかわいくて・・・。
マンガの中で、あの川中島の戦い、彼ら二人は会って囲碁をしていたり。
この作家さんの晴信と景虎はとても人気があり、三回しか連載していなかったのにもかかわらず、他の方にパロディのパロディされておりました(笑)。
「あなたの知らない銀英伝」でもゲスト出演していました。

そして、現在も放送の「その時歴史は動いた」で、川中島をやってたのですが・・・。
二人は実は仲がよいのだと知りました。
「塩を送る」とか「信玄の遺言」とか、「信玄の逝去の時に落胆する謙信」とかを、NHKはナチュラルに放送します。
「信玄と謙信は互いに認め合っていたライバルだったんですねぇ」とかコメントを言ってくれます(笑)。
私は歴史でも戦国は疎かったのですが、「敵に塩を送る」の本当の意味をこれで知り、いやはややられたね、などと思っていたのです。

そんな中、信長の野望オンラインがついに発売するよーんなんていう話を友達にきき、前の会社の子に相談することに。
「謙信はねぇ、ストイックで好きだな。信玄は側室多いしなぁー」
なんていうアドバイスにより、上杉で信長をやるのですが・・・。
今川と北条なんて知らないんですけれど・・・北条は時宗しか知らないよ(笑)。
というわけで、歴史サイトを回る回る。
不思議なことに、上杉を調べると、武田の話も多いんですよね。
なんで、平行して調べることに。

調べ終わった後、わたしくは晴信×景虎でした。
謎です。

晴信について

晴信は正室も側室もあり、男女恋愛とか某小姓とか色々ネタに困りません。
でも国主の悩みとか何とかを、話せる人はなんだかんだいっていなくって。(完璧主義者だから悩みは家臣に言わない)。
正室や側室が多いというのは、晴信が病弱だからでは、という話があります。
いつ死ぬかわからないので動物の本能で(笑)というやつです。
小姓関係は、家臣の結びつき等々って計算でやっている分もあるのではないのかな。
ただ、某小姓さんの関係あたりの時(二十歳前?)だと、男色におぼれていたという話ですね!(笑)

晴信は、色々民の為にやっていて、実力もあるし、自分で戦国の世をわりきってる。
なんで策略、だましあいなどし放題です!(笑)血縁者でも関係ナシ!
表向きは自信家なんですけれど、実はナイーブな人だと思います。

景虎について

景虎は、元々領主の子として育っていなかったぶん、自由で奔放で、家臣にもわがまま言い放題。
景虎はあくまでも正義のために戦っている。
十歳くらい年が離れているから、景虎は過小評価されていたのですが、だんだんと成長するにつれ、晴信を脅かす武将に育ちます。
で、景虎は・・・何を考えているかわからないタイプ。
世を無常と考えていれば、戦が好きで、人を殺めたりはしたくないといっているのに、女子供とか殺していたり。
内面は、とても内気で自信がないような素振りをするのですが、戦になるとキレる(笑)。

2005/07/10 up