いよいよ寮での生活が始まります。夏休みであり、しかも8月だったので生徒はほとんどいません。
その寮も閑散としていましたが、ロビーに続くドアの鍵をあけて中に入るとそこが、寮になっていました。2階と3階に部屋はありましたが、私は2階。みてみると、ほとんど満室です。 どうも、2階が女性用、3階が男性用らしい。部屋は、8畳くらい。質素な机とたんす、それと備え付けのワードローブ(これはかなり、たっぷり入りそう)。 それと、電話とベッド。 小窓からは、木々の緑が見え、こころがなごみました。
困ったのが、シャワーと食事。 シャワーは、共同トイレに一緒についていた。5ぐらいズズーっと一列に並んでるの。 スイングドアだけなので、誰かがトイレに入ってきたら、どうしよう!トイレは、男女共用なのよ! しかし、すぐに謎は解けました。 なんと、トイレに入るのも、鍵が要るの。 だから、その階の人しか入れない(たぶん)。 私は、えいやっと覚悟を決めて、シャワーを浴びに行きました。 たぶん、からすよりも ずっと早いと思う。 そうしたら、誰も入ってきませんでした。
食事は、なんと食堂は休み中でした。 そんなあ、というと受付の人が、丁寧にどこに行けば、食事にありつけるか教えてくれましたが、日本でコンビ二に慣れている身にはたいそうつらい。 だって、ずいぶん離れてるから。 その日は、言われた場所を探して校外に出て、歩きましたが、笑わせるんじゃあない、と言う感じで、すぐにボツ。
次の案が、隣の寮での食事。 こちらは大正解。 私が着いた日は、夏季セミナーをしていたらしく、かなりの人が来ていましたが(そこの一画だけ)その1階にかなり、立派な食堂がありました。 山荘風の造りで、全てが木で、天井がたいそう高く、とても素敵でした。 大学の食堂にこんな立派なのがあるなんて。 メニューも、ホテル並。 たしか、お値段の方も、そこそこしたように思う。 朝から、リッチな食事をして、昼用のパンをもらってました。 ビュッフェスタイルなので、そんな事もできるのです。おそらく、その食堂は、先生用だと思う。 ほとんどが中年で、恰幅のよい男女が、和やかな雰囲気で、食事をしていましたから。 私は、いつも一人だったので、それがいやでした。そういうちゃんとしたところは、一人で来てる人はいないの。 みんな、グループです。 だから、ひっそりと食べていました。 (一人旅は、食事がさみしいね)
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