エピローグ
とうとうこのページになった。 私の旅も本当の意味で終りを迎えるときがきた。 実はこの日を待っていたとも言える。
どんな形ででもいいから、なんとか書いてみたかったから、今はとてもすっきりとした気持ち。
もう、2年も経っているなんてとても信じられない。 でも、もうずっと前のことのような気もするし、また反対に昨日帰ってきたようなきがするときもある。
大学を卒業するときに持っていた変な自信をまた少し取り戻す事ができた。 この自信がつき過ぎたことも事実だが。
とにかく、この後やっと自分を取り戻した気がして、前をしっかりと見て外へ出ることがまたできるようになった。
大学内に入るときも、下を向いて中学校の父兄のような顔を無理に作らなくても、平気で上を向いて通れるようになった。
(なんと、このときまで私は恥ずかしくて、校内に足を踏み入れるときは節目がちに下を向いてそそくさと入っていたのです)
ここまで来るのに随分と時間がかかったなあ。われながら、あきれる。
育児ばっかりしているうちに、大切なものをどこかへ置いて来たような感じに襲われて、少しばかり焦っていた。
それが、わずか2週間の旅ですっかり変わるなんて、私も思ってはいない。
ただ、この旅行を実行するに当たって、随分と時間がかかったのは確か。 と言うか、それまでいろんなことをしてきた一つの頂点のような役目を果たしたと言えば少し大げさかな。
今この時にいけたのは、とてもよかった。 周りにも相当大きなインパクトを持ったようだ。 家族もいろんなことを考えたようだし。
ところで、アメリカだがあれから随分と時間が経って、またかわっているんじゃないかな。 すっとかわり続ける国でもあるし、私の見たものはほんのわずかでしかない。
だから、アメリカのことはとやかく言う資格はないし、ここでそれを書くつもりもない。
ただ、ひるがえってわが国を見てみると、表示が不親切だと思われて仕方がない。 日本へ来た外人が一人で旅行し様と思ったら、電車やバスに乗ってどこへでも行けるだろうか。
copyright(c) 2001 maya All Rights Researved.