パラシュ・ラーマの化身 (6)パラシュ・ラーマ[斧を持つラーマ]の化身

―――パラシュ・ラーマは聖仙ジャマド・アグニの末の息子として生まれた。あるときハイハヤ国の王アルジュナの一行が狩りの途中でジャマド・アグニの庵を訪れた。パラシュ・ラーマは外出していたが、ジャマド・アグニは望みのものを何でも出す如意牛で歓待した。王はそれを見て欲しくなり、無理矢理奪い取って連れ帰ってしまった。戻ってきたパラシュ・ラーマは大いに怒り、都へ行って王の軍と戦い、皆殺しにして牛を取り返した。父を殺された王子たちは復讐の機会をうかがっていたが、パラシュ・ラーマの留守中にその庵を襲ってジャマド・アグニを殺した。激怒したパラシュ・ラーマはクシャトリヤを全滅させるという誓いを立て、21回の戦いを行ってアルジュナ王の王子たちをはじめすべてのクシャトリヤの男をこの世から一掃してしまったのである。

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