2007/08(2008/05・2009/06改)

壱-1 魅力を教えて!

【結論】
 語りつくせるわけないだろ!

【解説】
 文鳥の飼育は比較的に簡単で、エサ代など飼育コストも極軽微です。流線型の姿は光沢があって美しく、動きはきびきびしていて小気味良く、見ているだけで元気を分けてくれます。それに、鳴き声はやさしく比較的耳障りになりませんし、夜鳴きすることもありません。飼って注意深く観察しない実感できないでしょうが、驚くほど賢くそれぞれ個性的な性格をもっています(頭の良さと体の大きさは無関係)。さらに手のりにすれば、毎日手の上に乗せるなどして遊べ、一羽飼育では飼い主を伴侶として愛してもくれます。このような生き物は、ペット動物でもほとんどいないです(例えば、犬はにとって飼い主は群れの尊敬するリーダーであって伴侶ではないのが普通)。
 当然、外を散歩する必要もないですし、フンは頻繁にするものの量が少なくほとんど臭いもありません。文鳥自体もほぼ無臭で、それでも鼻を押し付けるようにして確かめると、香水にしたいような香り(例えるなら、日向に干した布団+シトラス系+ムスク系)を漂わせていることさえあります。大きな飼育スペースを必要としない約25gの小さな体ながら、10年以上の長命を保つこともあり、高齢や病気で不自由になるようなことがあっても、犬猫などに比べれば、飼い主の経済的・肉体的な介護負担は圧倒的に軽くて済みます。また、あまり考えたくない話ながら、現実として問題となる亡くなった後の供養も容易です(例えば草花の生えるプランターに埋葬すれば、飛ぶために軽量構造となっている骨まで跡形もなくなってしまう)。

 実際に飼えば、この25g程度のごく小さな生き物が持つ様々な魅力に、まともな人間ならどっぷりと浸りきるでしょう。また、それが他のペット動物に比べてはるかに容易に実現するのに驚かされると思います。もし、魅力に気づかないとしたら、その人はよほど鈍いのではないかと・・・。

【感想】
 アレルギー以外でもないのに文鳥を飼わない人は、人生で大損してるのさ。お気の毒に!

手の中でぬくぬくしているヒナ文鳥。

レジ袋を巣材にしようと悪戦苦闘中の文鳥。

文鳥団地の生活