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シン |
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・・・2007年6月天王町の金魚店でペアとして買ってきた白文鳥。大柄で赤く厚いアイリング大きな目を彩る超美鳥。マルと無難に同居しているが、放鳥時間はメスに声をかけ回り、ことごとく無視されている。秋には妻の執念に圧倒されつつ、子育てをこなした。2009年6月になり、ようやくテーブルの上でエサを食べるようになった。2009年11月マルに先立たれた後は、桜文鳥のメスをターゲットにして付け回すも振られ続け、特にマキのいる箱巣の中に夜這いを敢行する変態となってしまった(思い切り噛まれるのがうれしいらしい)。その後は気ままな独り暮らしを続け、2011年、若いヨビを後妻とするが、2カ月足らずで先立たれてしまい、気ままな生活に戻る。 |
「マドンナ」に一途な愛を捧げ、交尾を迫るようなことはしないのに、抱卵中に夜這いをかける(隣で眠りたいだけらしい)、紳士なのに変態なシンさんが、2012年10月30日朝、カゴの底で冷たくなっていた。2012年になってから、気絶(てんかん様発作)を起こすようになったが、初夏までは元気にメスににじり寄っていたが、その後飛翔能力が衰えるなど体調が下降し、秋になるとカゴに引きこもりがちになっていた。急激な老衰か、何らかの疾患を抱えていたものか、不明。
外見は超がつくほどの2枚目なのに、その行動が3枚目以下にとぼけていた。非手乗りながら、強烈なインパクトの持ち主であった。やすらかに。
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