パソコンを扱う以上は、知っておいたほうが、絶対お役に立つことを、ご紹介します。
バックアップで正常な状態に復元できます。いろいろなレベルで復元または回復することが出来ます。
ファイル履歴 | 回復ドライブ/ システム修復ディスク | システムの復元 | システムイメージの作成 | |
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復元する内容・対象 | 指定したフォルダー 内のファイル | システムファイルのみ | システムファイルのみ | OSのあるドライブ まるごと |
復元する状態・時点 | 指定した間隔ごと | 初期状態 | 復元ポイントの 作成時点 | システムイメージの 作成時点 |
バックアップ・復元方法 | 自動(初期設定 では無効) | 手動 | 自動(手動で 追加も可能) | 手動 |
保存・作成場所 | ファイルの元の 場所以外のドライブ | USBメモリ/DVD-R | システム(OSのある ドライブ)内 | OSのあるドライブ 以外のドライブ |
大事なファイルを削除してしまった時に備えたい、更新してしまう前のファイルがほしい、このような要望に応えるのが「ファイル履歴」機能です。有効にしておくことにより、任意の指定したフォルダーにあるファイルを定期的に自動バックアップしてくれる。バックアップの間隔や保持期間を設定することが出来る。
◆設定→更新とセキュリティ→バックアップ→ドライブの追加→バックアップの間隔を設定→バックアップの保持期間を設定→バックアップするフォルダーの追加または削除
◆バックアップしたファイルのまるごと復元 復元したい日時のバックアップを選択して、復元ボタンをクリックする。任意の場所にバックアップできる。
◆ファイルを個別に復元することも可能
アプリやファイルも含めHDDをまるごとバックアプしたり、その状態に戻すには「システムイメージ」の作成と復元が必要である。システムイメージはサイズが大きいので、外付けHDDが必要である。
1. コントロールパネルを開く→システムとセキュリティ→バックアップと復元(Windows7)→システムイメージの作成
2. システムイメージの保存先で、USB接続の外付けHDDを選択する
3. 自動で、システムドライブが選択されるので、「バックアップの開始」をクリックする
4. システムイメージ作成後に「システム修復ディスクを作成しますか?」と問われる。既に作成済みなら「いいえ」を選択。まだなら「はい」を選択し、指示通りUSBかDVDに作成する。
5. システムイメージからの復元の開始 回復ドライブから起動→トラブルシューティング→詳細オプション
6. イメージでシステムを回復→回復(復元)したいOSを選択
7. システムイメージを保存している外付けHDDが接続されているなら、自動でシステムイメージが選択される
8. 「完了」「はい」を続けてクリックして復元開始。復元が完了すると、復元したシステムで再起動される。