宮原洋一写真展 『もうひとつの学校』 ―子どもたちはみんな外で遊んでいたよ― |
展示内容: | 『もうひとつの学校 ここに子どもの声がする』(新評論 2006年10月刊)より 写真50点 |
1970年代のはじめは、全国で公害が大きな社会問題化し、高速道路が整備され、各地で土地ブームが起こり、東京の郊外でも宅地開発が急激に行われた時代だった。(中略) この時代の子どもたちは町のなかでよく遊んでいた。そこは、子どもたちにとって、ものの見方、感じ方に大きな影響を及ぼす「もうひとつの学校」でもあった。(中略) 本書では、1969(昭和44)年から1973(昭和48)年にかけての「もうひとつの学校」の子どもたちを訪ねた。主な撮影地は、都内各地、川崎市などである。 (著者まえがきより) |
フォトグラファー 元桐朋学園初等部校長 宮原 洋一 氏 略歴 |
1941年生まれ。 私立桐朋学園初等部に37年間勤務して初等教育に携わり、現在フリーの写真家。 その間、町の中の子どもたちを撮り続け、 「教育の森」誌(毎日新聞社)に巻頭グラビアを掲載するなど、新聞、雑誌などに発表。 また、フジフォトサロン、東京都児童会館などで個展を開く。 著書に 写真集「子どもの風景」(串田孫一共著)、 「子どもを原点とする教育」(桐朋学園初等部ブックレット)があり、 2006年9月より「エデュカーレ」誌(臨床育児保育研究会)で 「町が園舎・あおぞらえんの子どもたち」を掲載中。 |
<展示風景より>
|
|