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酵素は、消化酵素から始まって、アルコールなどの分解やエネルギーの発生など、人体内でのさまざまな代謝活動に必要不可欠です。人間が生命を維持することができるのは、まさにこの“酵素”のおかげなのです。“酵素が尽きれば寿命も尽きる”というのは、このためなのです。
人体内で様々な酵素を生産するのはものすごく負担がかかります。
人が一生の間に生産できる酵素の量は限界がある、と言われています。
つまり、“酵素は乾電池のようなもの”と考えることができます。
使えば使うほど減少してしまい、決して増えないのです。
人はその進化の過程で、ある必要な物質の生産をやめてしまったものがあります。
これは普段の食品から摂取することに依存してしまったためですが、それはビタミンC。
犬などは、自分でビタミンCを生産できますから、食品として摂取しないでも大丈夫ですが、人の場合は必須栄養素です。まったく摂取しないでいると昔の船乗りを悩ませた壊血病になり、生命の維持が不可能となってしまいます。体内では40種類以上もの働きに関係するビタミC。ビタミンCの生産にも“酵素”が必要ですが、その酵素を作り出し、ビタミンCを生産するという“負担”がなくなったわけです。でもその替わりに食品から必ず摂取しなければならないという事態を招いたわけです。その替わりに、人は何を得たのでしょうか?ビタミンCの生産はその生物にとってものすごく“負担”がかかるわけですが、それをやめたおかげで人はもっと素晴らしい能力を手に入れたはずです。
おかげで寿命が延びたのかもしれません。
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