足踏み式脱穀機で稲から籾(もみ)を落とす。
針金のついたローラーが回転し、その上に稲穂を持っていくと籾が取れる。ローラーは最初手で動かして向こう向きに回転させる。ローラーが1秒に1〜1.5回転くらいの速さで回るように足で踏む。
穂の先端からローラーに近づけていって籾を落とす。そうしないと穂首が切れたりする。表側が終わると裏返しにする。籾が取れないときは、実が入っていないものである。
わらは、切らないで田んぼにまき散らす。
脱穀機で取り出された籾とワラなどから、籾だけをふるいで選別する。
一人で作業ができるように、片側を空に浮かせている。
穂首ごと切れたものは、ござの上で木づちでたたいた後、ふるう。
唐箕を使って、籾を風と重さで選別する。
上方から籾を入れ、手でファンを回転させて風を起こし、籾の落ちる量を調整する。ハンドルは機械によるが、大体1秒に1〜1.5回転くらいの速さで右回りに回す。
風の力で、重い物(中身のある籾)は近くに、軽い物(小さなワラや中身のない籾)は遠くに飛ぶので、分離できる。唐箕の下の右側の口から出るのが重い米で、下の左側の口から出るのが軽い米で、左端から横に飛び散るのが、ゴミである。
畑の様子
先月蒔いた小麦が20〜30cmの高さになっていた。草が多いところは草刈りをした。
新たに小麦を蒔いた。
先月蒔いた野菜の種は大体が芽を出していた。
川口さんの説明によるとエンドウ豆の種を蒔く時期が早すぎたので、茎を短く切った。
ホームにもどる 更新2000年12月6日