米作り(赤目自然農塾)12−シイタケ−
シイタケ
3月14日(日)
川口さんの説明
季節
3月:時なし大根、ニンジン、ごぼう、ほうれん草、きくな、レタス、春巻き、キャベツ、白菜。
4月:米、夏野菜、ナス、キュウリ、トマト、スイカ、キュウイ、里芋、トウモロコシなど。
米は時を待つため、今蒔いても4月に蒔いた種と同じ時期に発芽する。野菜はダメ。
エンドウ
エンドウの周りにツルを生やす草が生えていたので、エンドウが草に負けないよう周り20cmの草を刈った。
筋巻き(ほうれん草、きくな)
- 草を刈る
- 夏草の種が落ちているので、鍬で地表面を削る。表面が堅いときは蒔くところの土を2〜3cm耕す。
- 手でつまんで種を落としていく。
- 基本は種の厚さだけ土を被せるが、少し耕したので土は被せない。
- 草を被せ、地面の乾燥を防ぐ。このとき絶対に夏草を被せてはいけない。
- 鍬のおしりで地面を押さえていく。
点?蒔き(大根)
地表面を削らず、3cm間隔で1粒ずつ埋める。
水をやらなければならないとき
基本的に自然農では水やりは不要である。土に全く湿気がなく時期も遅いなどの理由で、どうしても必要なら次のやり方で水をやる。
苗床に水をやり30分置いておく。
植えようとする穴に水を満タンにし、水が浸透してなくなってから苗を植える。
植えた後からは土の表面から水はやらない。
シイタケ
用意するもの
- コナラ、クヌギなどの木(正月に刈って立てかけて一ヶ月間以上乾燥させていた。また葉っぱのついた10月頃に木を切って、正月頃に植えてもよい。)
- キノコの種駒(8.5mm)
- ドリル(シイタケ用の刃(普通の刃とは形が違うので注意)のついたもので、ここでは300Wのものを使った)
- 木槌
手順
- 木に小枝があれば切り落とす。
- ドリルで木に穴を開けていく。 間隔は、20cm。木の繊維に沿って菌が繁殖していくので、チドリに穴を開ける。木の切り口付近は、切り口から他の菌が入るのを防ぐために間隔を狭める。
- 種駒を細い方を下にして木槌でたたいて穴に打つ。
- 木を寝かして置いておく。
木を寝かしておく場所は、日陰で雨がかかり、湿気の多いところがよい。川の近くの雑木林、竹林など。
1年間は寝かしておく。菌が木に行き渡れば、切り口が部分的に白くなり菌の様子が分かる。その後、立てかける。菌を植えてから1年半ごろからシイタケが出始め、3〜4年は続く。収穫時期は春と秋。
ホームにもどる 更新2000年5月15日