米作り(赤目自然農塾)15−小麦の脱穀、稲の田植え−
6月、7月
川口さんの説明
小麦の脱穀
穂首から見て緑(または紫)がかっているときは刈るのが早すぎる。
朝刈り、乾燥しておいて夕方脱穀するとよい。
刈りながら広げて干しておき、途中でひっくり返す。
- 小麦・・・足踏み式脱穀機で脱穀できる。
- 裸麦、大麦・・・手でほぐす、または木槌でたたいて脱穀できる。
- ライ麦・・・手でほぐす、または木槌でたたいて脱穀できる。
手順
- 箕で風力を使って軽いごみを飛ばして、麦を分離する。
- 直射日光で2日間干す。
- 唐箕にかける。
自分の畑
見事に成長した小麦
刈った小麦
小麦を刈って脱穀をした。小麦が約1kg収穫できた。
水田の田植えをした。稲と間違ってヒエを植えてしまうという失敗をした。なんと苗床に生えていたのが90%以上ヒエだったのだ。先月、草抜きをいい加減にしたからかもしれない。でもこんなにヒエが生えるなんて想像できなかった。次の週に赤目に来て、ヒエを引き抜いて、稲に植え直した。何度も間違えたので、稲とヒエの見分けがつくようになった。
田植え後
稲とヒエの見分け方
- ヒエは茎の根元が赤みを帯びている。緑のヒエもあるので注意する。
- 稲がまだ小さい間、葉の生え際に茎の周りに輪が見られるが、ここに小さなヒゲが生えている。ヒエにはヒゲがない。
- 根元の葉の生える角度が、始めのうちは、稲は約45度と広めだが、ヒエは狭い。
- 稲は茎の断面が平べったくて堅く張りがあるので茎が曲がらないが、ヒエは茎の断面がやや丸っぽくて茎がやわらかくフニャッと曲がる。
- ヒエは大きくなるのが早いので大きな苗は注意する。
ホームにもどる