今年はすでにイノシシに荒らされて被害が出ているため、対策として柵を強化することになった。 トタン柵の下部の隙間から、トタン柵を飛び越えて、弱いところを破って進入している。柵を強化するため、トタン柵を高くし、杭の本数を増やし、板で補強する形で、田畑の全周囲1.5km以上を張り替える。
使用する道具
半月ほどで発芽するので、それから7月末まで草に負けないように草刈りをする必要がある。
稲は、苗代をつくって田植えをした方が確実だが、苗代が失敗したときなど、陸稲ならばはこのようにして直播きでもできる。水稲ならば草に負けるだろう。
直播きは分けつしにくいので、密に種を播く。理由は、定植時に根を切ってしまうのがよいのかもしれない。
陸稲は水を好むが、水田で作っても水稲ほどは収量は上がらない。しかし、陸稲でも雨が降らず、水が40日間ないとまったく収穫できないので、農家では雨が降らない日が20日間続いたら水をやるようにしている。
昨年秋に田んぼに播いてから、草刈り等の手入れはまったくしていなかったが、小麦やライ麦が見事に成長していた。また小さな花を咲かせていた。
苗床は、敷いている草を取り除き、雑草を引き抜いた。昨年はひえを残してしまい大失敗したため、今年は一つ引き抜いてみると根に籾殻がついていたので、生えているのが稲に間違いないことが確認できた。赤米は発芽していたが、黒米は種籾そのままだった。種類により発芽時期が違うようだ。黒米はもっと暖かくならないと発芽しないようないので、もう少し遅らせて種を播いた方がよかったかもしれない。
ホームにもどる 更新2000年5月16日