米作り(赤目自然農塾)6−除草−
除草
7月11日(土)〜12日(日)
川口さんの説明
除草
稲の除草は、分けつする7月まで行う。それ以降は、穂づくりに入るので、田んぼに入って根を痛めてはならない。除草は、できれば1列置きにし、生き物の住みかである草をなくさないようにする。1月に1回しか来れない場合は、今、全部刈るしかない。草は、茎と根のつなぎ目くらいで刈り、刈った草はその場に敷いておく。
水稲であれば、7〜9月の3ヶ月間、水の管理を行う。水位は、常に一定にするのではなく、畝の上まで→水路だけ→全然なしの状態を繰り返すのがよい。
水管理
水稲をしている人は、その周囲の田んぼの人と当番制で、毎日、水の管理を行う。
- 水口から十分な量の水が引き込まれているか。
- 入った水が下に漏れていないか。
- 出口を高くして水位調節。
- 低い方にモグラの穴があるので探す(探し方:水が動いている。音がする。田んぼの下で水が出ている。水がたくさん入っているのにあふれていない。)。
- 漏れている場所が分かったとき、そこの畦をスコップでつぶす。
- 増水のとき水口に蓋をする。
豆類
大豆は時期が遅い。
小豆はよい。
- 苗床に3〜5cm間隔で種を蒔く。
- 本葉5枚のところで定植する。
- 株間30〜40cm、筋間40〜50cm。
- 植えるとき、夕方、曇り、雨の後。晴れのときは、苗床に水をあげて時間を置いてから行う。
麦の脱穀
ござの上に麦を置き、木づちで叩く。トウミ(手でハンドルを回すと、羽が回り、風が起こる。風力によって重さで分ける道具)で籾殻(もみがら)と玄白(げんぱく)に分ける。トウミがなければ、自分で工夫して風の力で分けられる。
自分たちの畑
笹は、それほどたくさん、また、高くも生えていなかった。先月は笹の成長ぶりが早かったけれど、あれは、季節によるものだったのだろう。
畑全景
稲は1列置きではなく、すべての列を除草した。
稲は水路に近い所は、よく分けつしていた。中には、植えたときと変わらないように見える稲もあり、結構ばらつきの多いことが分かった。
稲の成長の様子
先月種を蒔いた高キビ(雑穀)が生えていた。
キュウリが成長し、支柱につるが巻き付いており、花が咲いていた。実ができるかな。
カボチャは大きく成っていないが、花やつぼみがあった。密集してあったので、1本だけ残して、他は刈った。
トマトは少し大きく成長していた。密集して植えているところがあったので、何本かを分散させた。
トウモロコシがより大きくなっていた。
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