人口1億人を超す国で、食料を海外にゆだねてよいことになる前提条件
アメリカは、大借金国だが、自国で石油を掘っていない。中東の石油がなくなれば、アメリカは石油を支配するつもり。アメリカはどれだけ借金があっても、食料があるので安心していられる。
1960年 | 1995年 | |
日本の食料自給率(カロリー計算) | 79% | 42%(世界最低レベル) |
農家戸数 | 606万戸 | 344万戸 |
農業人口 | 1196万人 | 327万人(半数が65歳以上) |
1965年 | 1995年 | |
木材輸入率 | 28.6% | 79.5% |
1965年 | 1995年 | |
魚介類自給率 | 109% | 74%(日本の船がとったもの、遠洋のものも含まれる) |
杉は80年
植えたら奉仕をする。次の世代になってやっと売れる。
杉の枝を放っておくと森は暗くなる→草が生えない→水の吸収はしなくなる→地下水が不足する→川が汚れる
米 | 果実 | 肉類 | 鶏卵 | 牛乳・乳製品 | |
1960年 | 115 | 22.3 | 5.2 | 6.3 | 22.2 |
1995年 | 67.8 | 40.6 | 31.3 | 17.6 | 91.3 |
食べる人も支える人だ。こういう食べ方をしていては日本の農業はダメ。肉、油を減らし、米を大事にする
作ることと食べることは車の両輪だ。
現在、減反率40%というのは、4割が田んぼを作れないこと。
農薬中毒、母乳汚染、化学肥料(使いすぎで野菜の中に発ガン物質ができる)のため、1971年有機農業が起こる
共存の世界のあるところには、虫などが異常発生しない。山の雑木林が共存している原理を畑に再現する。つまり、畑にいろいろな種類のものを作る。
消費者の皆さんには何でも食べてもらう。農家にとっては、何を作っても同じ利益・収入になるようにする。そのために値段は生産者がつけるべきである。弱い立場の生産者はバカな値段はつけないのだから。