農塾7(村のくらしの心得)

本野一郎 氏
JA神戸西・営業部主幹
著書「有機農業の可能性」

集落・・・地名。住所にない。18世紀中頃、水争いがあった。集落に所属して水が得られた。
農会・・・農業関係の仕事を取り仕切る。農会長が減反など集落をまとめて決定する。

幼稚園で鶏を殺して食べることを提案した。命の大切さを、誰かの命を奪って誰かが生きている、そういう厳しい中で生きていることを思い出す。

米は、100粒/分けつの本数できる。分けつを30本させると、1粒から3000粒も夢ではない。


寺岡さん

松陰新田で田んぼを貸して有機農業をしている。

機械、農薬、化学肥料を使わず、3年手作業でやった。たまたま引き継いだけれど、300年の田を渡すことはできない。

米を作るという日本の農業は、水、山、海、土地、川、都市、生活のすべてを支えている。人と大地の完結したネットワークである。農業をするということは、これを守ること。。田を守るということは、農地だけでなく、それ以上に、地域を守ることになっていく。


ホームにもどる