農塾8(旬を生かした料理)

山根 成人 氏
姫路市有機野菜の会
兵庫県有機農業研究会・元副代表

お料理

旬というのは出来過ぎることでもある。

種を自家採取している。有機農業の基本は種。


モリノさん

 マイホーム買った。買うとぽっかりする。買い続けていないと続かない。
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 「生活感のある生活をしたい!」と思い立った。
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 本屋で、農業している人の顔がニッコリしていた。
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 家庭菜園
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 脱サラし、Uターンで野菜を作り始めた

 1年目、2反、80万円の売上

 2年目、4反、ミルクのために山羊を飼う。100万円。

 4年目、肉のために豚を飼う。

 6年目、自分の手で家を作り始めた(まだ途中)。

10年目、妻が麦、野菜、でケーキ、パンを焼く。

11年目、今。鶏300羽、野菜1反弱。米1反、麦。
     食べ物は90%自給。家族で2000円/月の食費。
     今は所得控除で赤字になるくらい(150万円)の年収。

「農的暮らし」、「環境にやさしい暮らし」は、町では大変。
田舎にいると、これらが楽。
(例)牛乳の紙パックのリサイクルが、田舎では山羊の乳搾りになる。

農業で食べるのは大変だけど、生活の一部としては楽。
農業を考えている人は多いけど、踏み出す人は少ないし、成功する人はもっと少ない。

村に入るときはよく考え慎重に入って欲しい。(例)おいしいミカンが作りたい。


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