地域自立コミュニティ

ひとりひとりがお金に縛られず活き活きと暮らせる社会を築く。

現代は、社会全体が見えない強い力に引きずられていて、ひとりひとりの能力が活かされていないと感じられる。強い力はしばしばお金という形に変身して表れている。その力の影響を受けるのは、個人個人がバラバラで弱いためである。特に少数派の人々には厳しい。また、個人個人がバラバラでは、モノから知識から人類の多くの財産も個人的な所有であり、社会的に無駄を生じているので、その無駄をなくすためにも公開し共有できるものは共有していく。

これらの問題を解決する方向に向かうため、地域単位で共有・共生できるコミュニティ群の形成を提案する。それは、人の顔が見える規模の地域で、コミュニケーションの充実を図り疎遠になる人間関係問題を減少させたり、環境負荷を減らすために地域循環型システムを構築したり、自立のための基本である食（農）に基盤をおいたりするなど、個性を損なうことなくひとりひとりが活き活きと暮らせるコミュニティをたくさん建設する。

（参考）コハウジング、エコビレッジ