マルチーズとは・・・

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歴史

　　マルチーズは、紀元前１４世紀もの昔からペットとして飼われていた、３，０００年以上の歴史を持つ世界最古の愛玩犬のひとつです。もともとは現在のレバノン辺りで海洋貿易を得意としていたフェニキア人が、貿易の中継点だったマルタ島に持ち込んだ犬がマルチーズの先祖だと考えられています。
　　その後、シチリア島を経てヨーロッパ各国にもたらされ、特にフランスではそのエレガントで愛らしい容姿から、貴婦人たちの愛玩犬として人気を集めました。さらにイギリスがマルタ島を領土にした１，８１３年に大の犬好きである当時のビクトリア女王にこの犬が献上された結果、その影響で瞬く間に一大ブームが巻き起こったといわれています。
　　その後、アメリカでより愛玩犬らしく改良され、日本に入ってきたのは昭和３０年代初期の頃です。以後、今も多くの人々の支持を得ている犬種なのです。

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特徴

　　何といってもマルチーズの最大の魅力は花嫁のベールを思わせるその純白の被毛であり、どれほど美しい貴婦人が着飾ってもマルチーズには敵わないと言わしめるほどである。また、他の犬種に比べて体臭が少なく、狭いスペースで飼えるのも、日本人にとっては大きな魅力のようです。
　　性格は、明るくおおらかで活発、家族を存分に楽しませてくれる才能を持ち合わせています。飼い主にべったりといっていいほど甘えん坊でもありますが、その分従順なので、しつけもしやすいでしょう。
　　 マルチーズは、磨けば磨くほど輝きを増す、いわゆる『動く宝石』なのです。飼い主の愛情と心がけ次第で、どこまでも美しく、愛らしくなる犬です。

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