紅空 紅楼簡覧人名篇「ふ」
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紅楼簡覧■人名篇 □ フ □
【 フ 】
■ 傳試(ふ し)
賈政の元門人で現在通判の職にある。賈家の名声と威勢を背景にして上手く立ち回ってきた人物で賈政の信任も厚い。妹の傳秋芳が美人なので、どこか名門に嫁がせて姻戚関係を結ぼうとしているがなかなかうまく行かない。
□ 傳秋芳(ふ しゅうほう)
傳試の妹。才色兼備の佳人だが、兄の傳試が自分の出世に有利なよう名門の家柄に嫁がせようと勿体ぶっていたため23歳になって婚期を逸しても婚約が整っていない。賈宝玉がその話を聞いて慕っている。
■ 馮永興節度使(ふう えいこうせつどし)
自分の息子に竜禁尉の位を買ってやろうとして宦官の戴権に頼んでいたが、賈珍に横取りされた。
■ 馮淵(ふう えん)
応天府の郷士の倅。男色を好んで女子は見るのも嫌いだったのが、人さらいが売りに来た香菱を見ると一目惚れして、妻にでもしようとした。ところが人さらいが薛蟠にもこっそり売っていたので両家で争うこととなり、馮淵は薛家の召使いに殴り殺された。
「馮淵」は「逢冤」(冤ゲツ相逢:前世の仇同士が巡り会う)の意(甲戌本脂評)(伊藤註4−9)
■ 馮紫英(ふう しえい)
神武将軍の子息。賈家とは交際があり、いい医者を紹介したり、賈宝玉を宴会に招待したり、珍しい宝物を売りに来たりした。
□ 馮紫英の母
ちょっと風邪をひいた。
■ 馮唐(ふう とう)
神武将軍。賈家とは交際がある。馮紫英を連れて狩に行くなど頑健そのもの。
□ 文花(ぶんか)
賈珍の妾?中秋の前日14日に賈珍が家族と宴会をしたとき小唄を歌った。
□ 文官(ぶんかん)
十二人の少女役者の筆頭格として史太君など主人達との受け答えをする。小女役者団が解散した後は史太君つきとなった。
□ 文杏(ぶんきょう)
薛宝釵つきの侍女。年が幼いこともあって宝釵からあまり信頼されていない。
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