年金保険料の支払い不正免除


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2006年5月30日、日経新聞「きょうのことば」より

 国民年金の保険料納付は義務だが、低所得者や学生には免除が認められている。免除対象になると保険料を納付しなくても加入扱いになる。免除期間分の年金は、全額免除で3分の1、半額免除で3分の2を受け取れる。一部の社会保険事務局・事務所は正規の手続きを経ずに免除していた。

 一方、保険料を納める義務があるのに無断で納めないのが「未納」。現在未納率は30%台と高止まりし、社会保険庁は2007年度までに20%以下に引き下げる目標を掲げる。不正免除が横行した背景には、本来保険料を払うべき人の数(未納率の分母)を減らすことで未納率を引き下げる狙いがあったとみられている。(抜粋終わり)

社会保険事務所をはじめとして、公務員の方は難関の採用試験を突破した人達なので、基本的な知能は高いのだと思います。その高い知能がより良い社会の為に使われれば良いのですが、現実は数字のマジックなど小ざかしい保身の手段に使われているようです。どうかその知能を世の中の人の役に立つことに使って頂きたいと切に願う次第です。

公務員に限らず、自分の職業や地位、権力を笠に着て、自分は偉いと思っている人、自分は選ばれた人間であると思っている人が世の中に結構いると思います。自分は尊い仕事をしているので、優遇されて当然だと主張する人もいます。

世の中には不公平に思えたり、不条理なことがあります。人間の性(さが)なのでしょうか。憤りを感じる一方で、人生は因果応報だから、人の道に外れることをした人は何らかの報いを受けるのだという思いもあります。

長いようでもあり短いようでもある、限りがある人生。どうせ生きるなら何か人の役に立つことをして、心安らかに暮らして行きたいものです。


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作成日:2007年03月13日 火曜日
更新日:

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