ホームページ・ビルダーの動作が重い・遅い問題の対策

ホームページ・ビルダー(JustSystems Homepage Builder)(hpb)の動作が重い・遅い問題の対策方法について解説します。ビジュアルサイトビューの設定変更で劇的に改善するケースがあります。

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目次

  1. ホームページ・ビルダーの性能が劣化する問題
  2. ホームページ・ビルダーの性能劣化問題の対策事例
  3. ビジュアルサイトビューの設定変更で劇的に改善する
  4. ホームページ・ビルダーの動作を軽く・速くする設定方法
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ホームページ・ビルダーの性能が劣化する問題

 ホームページ・ビルダーを使用していて、動作が重い、或いは、遅くなったという現象が発生して困ったことはありませんか? 具体的には以下のような事象です。

  • サイトを開く際に長時間かかる。
  • サイトを開けない。
  • 動作が重い、或いは、動作が遅い。
  • 様々な操作に時間がかかる。

 当サイトは、ホームページ・ビルダーを使用して制作しています。ホームページ・ビルダーはバージョン9のときに使用を開始し、その後バージョン11を経て、現在はバージョン15を使用しています。

 ホームページ・ビルダーは、ページ数が少ないときは軽快に動作していたのですが、100ページを超えたあたりから動作が重くなってきました。現在は400ページ位ありますので、更に重くなっていました。
※2009/04/10時点では約600ページあります。

 ホームページ・ビルダーの操作で、サイトを開く時や、ファイル名を変更したり別名コピーしたりする際など、サイト情報の更新を伴う操作を実行すると、数十分から1時間程度掛かるようになりました。
 どうも時間が掛かり過ぎるような気がしていました。そのときはパソコンの性能が足りないのかなと思っていました。
 そしてある日、ホームページ・ビルダーを起動してサイトを開こうとすると、2時間経っても実行中のままで開けません。これはどう考えてもおかしいと思いました。

 サイトの管理情報が壊れたか、或いはサイトを構成するファイル自体が壊れたと疑いました。そこで最新のサイトファイルからサイトを開くのを一旦止め、約2週間前にサイトを複製したバックアップからサイトを開くことを試みました。
 すると、最新ファイルからサイトを開けなかったときと同様に、数時間経ってもバックアップからサイトを開くことが出来ませんでした。

ホームページ・ビルダーの性能劣化問題の対策事例

 万事休すと思いかけましたが、念の為、同様な事例における対処方法を検索エンジンで探してみました。幾つかのサイトを見て回るうちに以下のサイトに辿り着きました。

教えて?に答えるコミュニティ/ホームページ・ビルダーで創る!/サイト転送に時間がかかるのはなぜ?
http://www.hitobito.net/index.php?module=Blog&action=ViewStory&blog_story_id=10730
(2011/09/07時点で上記サイトは閉鎖されているようですので、リンクを外しました。)

 上記の記事における対策事例は以下の通りです。
<現象>
 1200個のファイルをサイト転送する際に、サイトを開くのに1時間掛かる。
<対策>
 ツール→オプション→ビジュアルサイトビュー設定において、「展開レベル」項目の「エラーのあるページまで展開」のチェックを外すと数秒でサイトを開けるようになった。

ビジュアルサイトビューの設定変更で劇的に改善する

 そこで私も上記の記事と同様に、ビジュアルサイトビューの設定を変更したところ、数時間掛かっても開けなかったサイトが約1分で開けました。
 ほっとしたのと同時に、一つの設定項目の変更だけで、なぜこんなに性能、動作時間に差が出るのかと、腹立たしく思いました。
 本件は、ホームページ・ビルダーの性能を左右する非常に重要な項目であるにも関わらず、操作説明書やマニュアル等での注意事項、注意喚起を見かけたことがありません。

 ビジュアルサイトビューというのは、サイトの構造をツリー構成で視覚的に表示してくれるので、便利な機能です。しかし、ビジュアルに表示するということは、CPUやメモリの資源を大量に消費するので、ファイル数が多くなると動作が重くなる原因となります。

 上記の設定に関連して、同様に設定した方が動作を軽くする項目は以下の通りです。
◆ツール→オプション、「ビジュアルサイトビュー」タブにおける設定項目
 サムネイル表示の設定で、「表示しない」を選択する。
 全体図表示の設定で「表示しない」を選択する。

 ホームページ・ビルダーの動作が重くて遅い、サイトを開くのに長時間掛かるという事象が発生する場合は、是非、オプション設定におけるビジュアルサイトビュー「展開レベル」の設定内容を御確認されることをお勧めします。

 具体的な設定方法は以下の画面を参照下さい。

ホームページ・ビルダーの動作を軽く・速くする設定方法

ツール→オプションを選択する

 「ツール」メニューから「オプション」を選択すると、「オプション」ダイアログが表示されます。



ビジュアルサイトビューの設定変更

 「ビジュアルサイトビュー」タブを選択します。

1.展開レベルの設定で、「エラーのあるページまで展開」のチェックを外す。

<「エラーのあるページまで展開」チェックボックス項目の意味>
 このチェックボックスにチェックマークを付けると、レベル数で指定した階層以下のページも、リンクエラーがある場合には展開されて表示されます。
 従ってリンク構造によっては、ツリー形式表示の階層の深さが非常に深くなる可能性があります。これはCPUやメモリの資源を大量に消費する可能性があります。
 本項目のチェックを外すことで、階層の深さが際限無く深くなることを防ぎます。

2.サムネイル表示の設定で、「表示しない」を選択する。

<「表示しない」ラジオボタン項目の意味>
 本項目を設定すると、各ページのサムネイルを表示しません。サムネイルは画像データなので、ファイル数が多いとCPUやメモリの資源を大量に消費する可能性があります。
 更に展開レベルの設定に関連して、ツリー形式表示の階層の深さが非常に深くなった場合は、表示対象ファイル数が幾何級数的に増える可能性があるので、更にCPUやメモリの資源を大量に消費します。
 サムネイルを「表示しない」を選択することでCPUやメモリの資源を大量に消費することを防ぎます。

3.全体図表示の設定で、「表示しない」を選択する。

<「表示しない」チェックボックス項目の意味>
 本項目を設定すると、全体図を表示しません。




 上記対策方法は、ファイル数が数百以上と多いときに、性能劣化した場合に有効です。ファイル数がそこまで多くないのに性能劣化した場合は別の原因も考えられます。


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更新日:2014年05月02日 金曜日
作成日:2007年06月14日 木曜日

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