池谷裕二さんのやる気を生み出す方法

池谷裕二さんと糸井重里さんとの共著「海馬 脳は疲れない」を参考にして、やる気を生み出す方法について解説しています。

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池谷裕二さんと糸井重里さんとの共著

 池谷裕二さんと糸井重里さんとの共著「海馬 脳は疲れない」を読んだところ、その中に「やる気を出すにはどうすればいいのか」という記述がありました。
 やる気を出す方法は、仕事や日常生活で誰でも活用出来そうな話でしたので、御紹介します。
※池谷裕二さん…東京大学大学院准教授

「海馬 脳は疲れない」からポイントを抜粋

 以下は「海馬 脳は疲れない」193ページからの抜粋です。

「やる気」を生み出す脳の場所があるんですよ。側座核(そくざかく)と言いまして、脳のほぼ真ん中に左右ひとつずつある。
(途中略)

ところが、側座核の神経細胞はやっかいなことに、なかなか活動してくれないのです。どうすれば活動をはじめるかというと、ある程度の刺激が来た時だけです。つまり、「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」ということでして。

やる気がない場合でもやりはじめるしかない、ということなんですね。そのかわり、一度はじめると、やっているうちに側座核が自己興奮してきて、集中力が高まって気分が乗ってくる。だから「やる気がないなあと思っても、実際にやりはじめてみるしかない」のです。

やりはじめる前に、やる気がないのは当然なのですか?はい。やっていないから、やる気が出なくて当たり前です。
(抜粋終わり)

行動が先で、やる気は後から付いてくる

 上記の文章を読んで、ああそうだったのかと納得しました。何も行動を起こしていない状態では、やる気が起こらないのは当然の事だったのです。

従来の誤解(やる気が先で行動が後)

 従来、私は「やる気と行動」に関して以下のように考えていました。
・当初は、やる気が無い状態。
   ↓
・積極的な考え方をして、意識的にやる気を出すように努力する。
   ↓
・次第に行動的になる。

今回分かったこと(行動が先でやる気が後)

 やる気を出すには以下の流れになるようです。
・当初は、やる気が無い状態。
   ↓
・何かを手始めにやってみる。
   ↓
・やっているうちに、興味が湧いたり興奮したりして次第にやる気が出てくる。
   ↓
・行動的になる。

取りあえず何かをやってみる事がポイント

 つまり、何も行動していない状態では「やる気」が起きないのは当然であり、何かをやる前にやる気が出ないと悩むことはあまり意味が無いことになります。
 やる気が出ないからといって、自分は駄目な人間かも知れない、などと悩む必要は無いのです。
 従って、何かに手を付けてみる、取りあえず少しやってみるということが、今後の生活を行動的にするのに役立つということです。
 消極的に生きるのも人生。積極的に生きるのも人生。回り道をしてしまった方がいるかも知れませんが、一歩前に踏み出せば、やる気が出て、何かが変わります。


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更新日:2014年08月05日 火曜日
作成日:2008年01月20日 日曜日

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