デール・カーネギーの「道は開ける」とリスク管理

デール・カーネギーの著書「道は開ける」におけるリスク管理、株式投資及びストップ・ロス・オーダーに関するコラムです。

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デール・カーネギーの道は開ける

 デール・カーネギーの著書、道は開けるを初めて読んだのは、二十代後半です。当時、私はシステム・エンジニア(SE)として働いていました。
 仕事上のストレスやプレッシャーがあったので、問題解決や生活上のヒントを得たいと考えて、道は開けるを読みました。

 「道は開ける」は、あらゆる人間に共通する悩みの実態の把握と、その克服法を述べたもので、生き方の手引書と呼ぶべきものです。
 年齢、性別、職業を問わず、広く多くの方に読んで頂きたい本です。

リスク管理とストップ・ロス・オーダー

 さて、生き方の手引書である「道は開ける」が、株式投資とどのような関係があるのかと思われるかも知れません。
 ところが、十数年ぶりに本書を読み返してみて、あることに気が付きました。
 何と、株式投資においてリスクを限定する手段の一つ、ストップ・ロス・オーダーの適用に関する記述があったのです。
 以下に該当部分を抜粋します。

私はどんな売買にもストップ・ロス・オーダーという歯止めを用いている。
たとえば一株五十ドルで買ったとすると、すぐさま四十五ドルのストップ・オーダー扱いにしておく。
つまり株式相場が不振で買値より五ポイントも下落すれば自動的に売却されることになり、損失は五ポイントですむわけだ。
  (途中省略)
私はストップ・ロス理論が株式市場以外でもいろいろと利用できることを知った。
この歯止め理論を金融問題以外の気がかりなことに応用してみた。
ありとあらゆる悩みや不快な事件に応用すると、まるで魔法のように効果てきめんだった。
 (抜粋終わり)

人生のリスクに対してストップ・ロスをかける

 人生に喜怒哀楽があるように、株式投資においても喜怒哀楽があります。
 株式相場の動向や株価の上下動に翻弄されたり、一喜一憂したりして、まさに株式投資に対する投資家の反応は、人生の縮図とも言えます。

 株式投資におけるリスクに対して、ストップ・ロス・オーダーを設けるのと同様に、人生における悩みや問題に対して、ストップ・ロスを設けておくというテクニックを、今後の人生において適用してみてはどうでしょうか。


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更新日:2014年08月13日 水曜日
作成日:2005年11月14日 月曜日

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