夢のような儲け話や詐欺や怪しい投資勧誘に注意

生き残りのディーリングからの教訓

　生き残りのディーリング(矢口 新 著) advice1からの抜粋です。

　リスクとリターンとは、バランスシートのようなもののうえで、常に見合っていると考えます。したがって、リスクのない夢のような儲け話などは存在しないのです。（抜粋終わり）

詐欺や怪しい投資勧誘に注意

　虎穴に入らずんば虎子を得ず。これは極端だとしても、一般的にはある程度リスクを取らなければ、リターンも得られません。高いリターンが得られる可能性がある投資対象の裏には、高いリスクが存在することを忘れてはいけません。

仮に、
・ノーリスクで儲かります。
・必ず儲かります。
などと言われて投資の勧誘をされたとしたら、その話は胡散臭い、必ず裏がある、と疑わなくてはなりません。

以前私の家に、
「今度Ａ社の株が上場予定なので、上場前に買いませんか？確実に儲かりますよ。」という勧誘の電話がかかって来たことがあります。
私は丁重にお断りしました。

　世の中には他にも以下のような投資、出資にからむ詐欺の話が色々とあります。

• 平成電電の平成電話パートナーシステムの投資
• 近未来通信のＩＰ電話中継局オーナーの投資
• 和牛オーナーの和牛預託商法の投資
• 沈没船からの財宝引き上げの投資

　うまい儲け話には落とし穴があることは常識かも知れませんが、騙される人が実際にいることも確かです。
　皆さんくれぐれも気を付けて下さい。