大阪府吹田市、東大阪市の思い出

学生時代を過ごした大阪

　私が学生時代の４年間を過ごした大阪の思い出を述べます。私が大阪に住んでいたのは約３０年前で、昭和５７年４月から昭和６１年３月までの期間です。
　近畿地方、大阪の方で本サイトを御覧の方もいらっしゃると思います。最近の大阪の様子はいかがでしょうか。

大阪府吹田市千里丘

　吹田市千里丘（すいたし・せんりおか）は、私が住んでいた学生寮があった場所です。最寄の駅は当時国鉄の千里丘駅です。千里丘は、駅付近の平地から、なだらかな高台へと続いています。
　千里丘駅から寮へ帰る途中にはＭＢＳ毎日放送がありました。夜、ラジオでよくヤングタウンを聞いていました。明石家さんまや鶴瓶が日替わりでパーソナリティをやっていて、岩崎宏美も何れかの曜日に出ていた記憶があります。

　寮の窓からは万博記念公園の「太陽の塔」が見えました。
　寮の近くにはミリカスポーツランドがありました。ミリカスポーツランドは夏はプール、冬はスケート場になります。スケート場設営、解体のアルバイトをしたことがあります。
　私が住んでいた学生寮は、私の出身県の育英会が運営していた寮で、○○県大阪男子学生寮というものです。当時、寮生が５０人位入っていました。六畳位の部屋を二人で使っていました。この寮はその後老朽化し、近年同じ場所に新しく建て直されたそうです。
　国鉄吹田駅でよく途中下車し、ダイエーに行きました。吹田駅のホームからはビール工場が見えました。後で調べたら、アサヒビールの工場でした。

大阪王将

　中華料理の王将では、それこそ数え切れない程食事をしました。大阪には数多くの王将の店があり、千里丘と大学近くの王将にはよく通いました。約３０年前なので、店が昔の場所に今も存在するのかどうかは分かりません。
　昭和５７年当時、餃子が１５０円、炒飯(チャーハン)が３５０円で、組み合わせて５００円でよく食事をしました。天津飯(てんしんはん)も３５０円で、炒飯の代わりに天津飯もよく注文しました。
　餃子を一人前注文すると、店員さんが「イーガー、コーテル」と調理人に伝えていました。
　大阪の王将も「餃子の王将」だと思っていましたが、本家「餃子の王将」は通称「京都王将」で、「大阪王将」は「京都王将」の創業者一族が独立して始めたものだそうです。

大阪駅・環状線

　通学では国鉄千里丘から電車に乗り、大阪駅で環状線に乗り換えました。当時、大阪城公園駅はまだありませんでした。大阪城ホールも無い時で、私が大学に在学中に建設され完成しました。
　大学から帰る途中によく梅田で本屋(旭屋)に寄ったり、阪神デパート、阪急デパートで服やスポーツ用品を見たりしました。当時は金の余裕が無く、デパートで買い物をしたことは殆どありませんでした。

鶴橋駅

　環状線の鶴橋駅で近鉄大阪線に乗り換えました。鶴橋で電車を降りると焼肉のにおいが漂っていました。
　鶴橋に「鶴一」という焼肉屋さんがあり、友人と食べに行ったことがあります。服に焼肉のにおいが移るので、大きなポリ袋を渡され、上着を入れていました。七輪の炭火焼きでおいしかったことを覚えています。

近鉄大阪線

　鶴橋から大学の最寄り駅へは近鉄大阪線で移動しました。近鉄は電車の種類が普通、準急、急行、区間快速、快速急行、特急と種類が多く、入学当時は驚いた記憶があります。
※当時、区間快速があったかどうかは記憶が定かではありません。
　友人に誘われ、三重県名張市の正連寺湖（ダム湖）に釣りに行ったことがあります。ルアーフィッシングをやったのはその時が初めてで、それ以降はやっていません。

東大阪市の大学

　私が通っていた大学は関西では大きい部類の私立大学でした。学生数は２～３万人はいたと思います。私は理工学部でした。当時、文学部は無かったと思いますが、その後出来たようです。
　学生食堂でコロッケ定食が１５０円でした。すうどん（かけうどん）、かけそばは５０円でした。よく２００円でコロッケ定食とすうどんを食べていました。これは約３０年前の当時としてもかなり安かったと思います。

　大学の門を出てすぐの所に食堂キッチンがありました。がちゃ鉄板焼き定食が５００円で、当時５００円の昼食は贅沢(ぜいたく)だなと思いながら食べていました。５００円は当時貴重だったので、たまにしか食べられませんでした。
　スポーツでは相撲や柔道などの格闘技や、野球が強かったと思います。キャンパスでは、時々プロレスラーのように体格がいい学生が歩いていました。