織り込み済みとは

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材料を織り込み済みとは

 織り込み済みとは、株式投資において好材料や悪材料が出ても、株価に直接的な影響や大きな変動が無いことです。
 例えばある企業の業績が悪化してきたのではないかという情報が伝わったとします。その時点で当該企業の株価は下落します。
 その後の決算で当該企業の業績が本当に悪化していることが分かったとしても、それ以前の情報で株価調整が既に行われているので、思ったほど株価が下落しないことがあります。
 この様なときに、当該企業の株価は悪材料を織り込み済みであると言えます。

「織り込み済み」に関する新聞記事

 「織り込み済み」に関する新聞記事を御紹介します。
日本経済新聞 2009/06/02
 1日の東京市場で、日経平均株価は終値で前週末比155円25銭(1・63%)高の9677円75銭となり、前週末に続き連日で年初来高値を更新した。外国為替市場ではドル安の流れが続いた。米ゼネラル・モーターズ(GM)の連邦破産法11条申請は「織り込み済み」と受け止められ、株式・外国為替市場に大きな波乱は生じなかった。(抜粋終わり)

 アメリカの代表的な企業であるゼネラル・モーターズが経営破綻すると、株式相場に悪影響を与えて株式市場が全体的に値下がりしそうなイメージがあります。
 しかしゼネラル・モーターズが破産することは以前より伝わっていた為に、悪材料は織り込み済みとなり、むしろ当面の悪材料が払拭されたとして、日経平均株価は値上がりしています。
 株価にとって悪材料であっても、それが突発的なものか、或いは織り込み済みかによって、市場の反応が違うことが分かります。


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作成日:2006年05月27日 土曜日
更新日:2009年06月02日 火曜日

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