Nepenthes macrophylla (Marabini) Jebb et Cheek
N.edwardsiana
に良く似ています
本種は、サバのトラスマディ山の非常に限られた高度の場所に自生している超高地性種で、夜間の高湿度と低温を要求します。
本種は、
N.edwardsiana
の亜種とされていたもので、
N.edwardsiana
や
N.villosa
にとても良く似ています。
メリクロン苗が出回っていますが、高地性で栽培は難しいでしょう。栽培に成功すれば、袋は高さ 28cm にもなります。
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本種は、元々は
N.edwardsiana
の亜種として記載されたものである。しかし、最近になって、
N.edwardsiana
との相違点が検討された結果、亜種から種へと格上げされた。
本種と、
N.edwardsiana
、
N.villosa
の分類上の位置づけについては、意見が分かれている。 中には、この3つの種を1つの分類 (
N.villosa
) にまとめるべきだと考えている人もいる。また、これら3種は全て別々の種として扱われるべきだと考える人もいる。
この事は、これら3種と自然交配種
N.x harryana
の、分類学上の関係について、多数の疑問を投げかけている。
N.edwardsiana
と
N.villosa
が、変異の大きいひとつの種の両極端の姿で、本種と
N.x harryana
は、それらの中間のフォームあるいは変種と考えることも出来るであろう。 あるいは、明らかに近縁関係があることを承知の上で、これら4つが別々の種あるいは自然交配種だと言う考え方も出来るであろう。
遺伝学的な研究の助け無しには、どの考えが正しいのかを決めるのは困難である。
キナバル山産の
N.edwardsiana
と
N.villosa
との共通点は、
N.edwardsiana
と本種との共通点よりも、多いと考えられている。 それゆえ、
N.edwardsiana
が独立した種として認められている限り、本種も同じように独立した種として扱われるべきだと考えられる。
N.edwardsiana
と本種との相違点は大きなものではないが、それは不変のものと思われる。襟の縁歯は良く発達しているが、
N.edwardsiana
や
N.villosa
に比べると明らかに小さいのである。
襟の構造に幾つかの重要な相違点があると言う人もいる。非常に近縁であるにもかかわらず、本種の袋の口はふたの付け根に向けて徐々に上がっていっている。明らかに首と言える部分はない。口は全体が非常に傾いており、
N.villosa
や
N.edwardsiana
とは異なっている。ふたは非常に幅が広い独特なものである。
下の袋の形は、
N.edwardsiana
と似ているが、腰は常に袋の真ん中より上にある。ところが、
N.edwardsiana
では、腰は常にもっと下の方にある。 上の袋を区別するのは簡単で、他のものに比べて本種はもっと卵型で、襟のすぐ下にはっきりした腰が見られる。
本種の自生地は、サバのTrus Madi 山の山頂地帯に限られる。本種の生育する高度範囲内にあるにもかかわらず、近くの他の山で見付かったという記録はない。
2,000m以上の蘚苔林で、地生または着生で産する。袋の色は、緑色からオレンジ色まで様々で、極めて大きくなる。
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