とても美しい魅力的な種です。下の袋、上の袋とも淡緑色で、暗赤色の斑点が縦方向に並ぶように付いています。襟もとても素晴らしく、暗赤色で幅が広く、波うっています。 分布範囲が広く、スラウェシ、ニューギニア、マルク諸島に及んでいます。変異も大きい種です。普通は、下の袋は円筒形、上の袋はトランペット型をしています。しかし、上の袋の形はさまざまで、細い円筒形のものから顕著な漏斗型のものまであります。また、まるでロゼットにつく袋のように、上の袋なのに袋の全長に渡って翼がついているものもあります。 本種は、N.fusca と混同されることがしばしばあり、著名な学者でさえ間違えることがあったそうです。また本種は、N.eymae と非常に近縁です。 低地性 Nepenthes 用の温室で栽培しても、高山性の条件で栽培しても、生育はあまり変わらないようですが、冬季の最低温度は 13℃以下にならないようにしたほうがいいでしょう。 日本でも古くから栽培されている品種です。自生地の高度分布も広いので、本当は産地によって栽培方法を変えた方がいいのでしょう。 |