Nepenthes neoguineensis  Macfarl.




房飾りのついた翼がつるにまで達しています

ネペンテス ネオギネエンシス  本種は、ニューギニア本島などに産します。川縁や砂州、山の尾根などに見られますが、草地や開発された森林などではほとんど見られません。海抜 0 - 900m の範囲に自生します。
 下の袋、上の袋ともに、房飾りのついた翼を持ち、それがつるにまで達しているのが特長です。

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 本種は、ニューギニアと D'Entrecasteaux 諸島に自生している。本種は、前者では比較的広範囲に自生し、パプアニューギニアからインドネシア領の西ニューギニアまで、島の全長に渡って自生している。
 本種は、川岸や川の砂州、尾根の頂上などで生育し、開けた草原や人間の手の入った森林では稀である。本種は、N.ampullariaN.maxima と共生している。

 Danser は、スラウェシ産の N.tomoriana とスリランカ産の N.distillatoria 本種と最も近縁であると考えた。N.papuana との類似点も指摘しており、本種と栄養部分は似ているが、生殖部分に関する知識からは、新種であるとした。
 この 2種は、いくつかの形態学的特徴から区別できる。N.papuana は、総状花序であるが、本種は円錐花序あるいはそれに類した花序である。更に、N.papuana の花序は雌雄両方とも小花柄に一つの花しか着けないが、本種では最大 4つの花を着ける。
 N.papuana の葉身は、非常に明瞭な長さ方向の脈があり、羽状脈は不明瞭である。ところが本種では、その正反対である。更に、N.papuana の葉は、本種に比べて、非常に濃い繊毛が生えている。N.papuana では、上の袋の翼はあまり発達せず、房飾りの要素ももっと隙間が小さい。
 花序の構造を元にすると、本種は比較的原始的な Nepenthes の一員で、それには N.distillatoriaN.pervillei が含まれる。

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