N. bicalcarata
Nepenthes bicalcarata
Hook.f.
ネペンテス ビカルカラタ
© Borneo Exotics
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( 自生の様子 )
本種は、ボルネオ島のいたるところで見られ、ツツジ科の低木林のある低地の砂地やピートの湿地に生えています。2本の角のような突起が特徴で、襟の上部から突出す縁歯のようです。
© Borneo Exotics
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( 下の袋、自生地 )
袋はしばしば golden ant の棲家となっています。これらの蟻は、袋の中に落ちることなく、獲物を横取りするすべを身に付けています。
袋の色は、黄みのかった緑やオレンジで、赤は稀です。
栽培は割と簡単です。酸性の用土を用いてください。
© Johannes Marabini
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( 下の袋 )
カリマンタンのシンタン付近の湿地に生育する
N.bicalcarata
です。
本種の特徴は、何といってもふたの付け根のところに 2本の牙 が生えていることです。捕虫袋の色は、緑色のものの他に、この写真のようなオレンジ色のもの、赤色のものと様々です。
本種は低地性で、ピート質の湿地に自生しています。そのため、栽培するときは用土にピートを多く加えることが必要だそうです。特に高温を好みます。
また非常に大型になり、葉長 1m 以上にもなりますので、広大な栽培場が必要でしょう。でも、市販の小苗が急激に大きくなることはないのでご安心を。
© Andreas Wistuba
(Dr. Andreas Wistuba is the author
and copyright-holder of this photograph.)
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( 上の袋 )
こちらは上の袋の写真です。襟から突出した縁歯が神秘的です。
© JIPS
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( 栽培品 )
この写真は、赤色の捕虫袋をつけるタイプのものですが、かなり老熟して色も深みが増しています。
本種の捕虫袋は非常に堅牢で、少々握ってもびくともしません。袋の持ちも良く、7ヵ月以上持つことが報告されています。
© JIPS
N.bicalcarata
ネペンテス ビカルカラタ ( アップ )
「牙」 の部分のアップです。
本種の特徴は、この2本の牙にあります。非常に固くて先端は鋭く尖っています。
なぜこのような牙が生えているのか、諸説ありますが定かではありません。
なお、後ろに1本出ているのは 距 と言って、
Nepenthes
で普通に見られます。
解説
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参考文献
Text copyright © 1999 - 2007 JIPS, KNAKAI
Photographs copyright © 1999 - 2007 as credited