ギャング優勝!BG山根決勝打&完投でMVP

 2位で決戦シリーズに臨んだBuは強敵Boに勝ち、総当たり戦の1敗を守りBGとの最終戦を待つ。一方、開幕6連勝のBGは首位で折り返したが、SCとの再試合に痛い1敗。泣いても笑っても11月13日の最終戦が今シーズンの優勝決定戦となった。

1999年度優勝決定戦!!

  • 1999年11月13日
  • 9:06-10:48私部公園グラウンド
  • 天候:晴れ無風
  • 観衆:ご家族6名、他
  • 球審:De岡本
  • 塁審:SC柳田 De中原 SC大迫
 
Team Name TN HC R
バブルス Bu - 1 0 0 0 0 0 0 1
ベースボールギャング BG - 2 0 0 0 0 0 x 2
勝投
山根(完投-捕手:中村)
敗投
藤森(完投-捕手:永田)

強敵Buを破り優勝に沸くBGナイン=1999年11月13日私部公園 広報部相原撮影

 初回、Bu先頭の上松は左中間に痛快な安打で出塁。内野ゴロの間に三進後、BG中村が痛恨の捕逸でBuに先取点。しかし、その裏BGは岸本が遊ゴロ失策で出塁すれば、泉澤-橋本-山根の安打3本で逆転。
 その後、Buは再三の好機にBGの堅い守りを崩せず、一方BG打線はBu藤森の変化球を打ちあぐね、両チームとも無得点。最終回、Buは津田が安打で出塁。2死から意表を突いた二盗を試みたがBG中村が名誉挽回の送球で刺殺し試合終了。
 少得点ながら1時間42分の試合は、緊迫の場面の繰り返しで、見応えのある決勝戦にふさわしい好ゲームであった。

MVPに輝くBG山根投手

○BG河野監督 「1週間前に星田神社に願掛けに行った。試合前の月曜から金曜まで『Vのシナリオ』と題した作戦のe-mailをみんなに配信した。月曜の夜は『日之出会議』なる作戦会議(宴会)もした。やることはすべてやっての勝利だけにうれしいデス。」
○BG山根投手 「嫁さんにMVPの目録を見せたら『ふ~ん』で終わってしまったが、大学生のときMVPを受賞して以来の栄光です。もうこのような喜びはないとあきらめていたので、今年は本当に充実した余暇を送れました。」

●Bu木原主将 「あと1本が出なかった。粘りの投球を続ける藤森を見殺しにした感じだ。BGのチームワーク、結束、心意気、取り組み姿勢、すべてBuを上回っていた。完敗です。ウチはいつの間にか打てないチームになっていた。来年、挑戦者らしく出直しです。」

(1999.12.31付 新聞「PeanutsLeagueBasseballNews」より)