決戦でInに勝利!スクランブル、悲願の初優勝!
- 2010年11月13日
- 11:08-12:33淀川大塚1
- 天候:くもり
- 観衆:6名+Re石富さん
- 球審:BG河野
- 塁審:BG猿渡 Bu三吉
Team Name | TN | HC | 一 | 二 | 三 | 四 | 五 | 六 | 七 | R | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スクランブル | SR | - | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | ||
インスパイア | In | - | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
- 勝投
- ○小野田(7回)
- 敗投
- ●日下(7回)
- MVP
- SR小林:2票
- SR小野田:1票
- In日下:1票
スクランブル、悲願の初優勝!
SRは今日勝てば優勝というプレッシャーをはねのけるべく、9時から隣のグラウンドを確保して”今季初練習”を実施してから試合に挑んだ。先発は両チームのエース、SR小野田投手とIN日下投手。
初回、SRは二死から小林選手がヒットで出塁するも無得点。その裏INは小野田投手の前に三者三振!これはいつも両軍対戦スコアのように1点を争う攻防になりそう、と思われた2回、SRは先頭の細田選手の内野安打と相手の拙守で無死一二塁のチャンス!ここで今季ここまで打率8割を超える成績を残す7番・大田選手へ打席がまわるが内野ゴロ。二塁アウトで一塁へ!これが暴投となり、三塁を回った細田選手が悠々と本塁を踏んでSRはタナボタの1点先制。
2回裏、INはエラーを足がかりに二死満塁まで攻めるも無得点。更に3回にも一死一塁となって打球がショート頭上を襲うが、SR小林選手がジャンプいちばん、見事好捕してダブルプレーに!
その後は両軍、両エースの球を打ち崩せず試合は淡々と進んでついに最終回に入る。表の攻撃、SR14番目の打者・江里口選手が粘って四球を選ぶと、迷わず代走・猪又監督が出場。マウンドと一塁ベース間で日下投手が「盗塁?盗塁?!」と問いかけるも、猪又監督は両手で×マーク。結局は二塁でフォースアウトとなるが、その後SRは二死二塁となり3番・小林選手へ。SRベンチの祈りが通じて打球はするどく二遊間を抜ける!二塁から藤田選手が激走して貴重な1点を追加。そしてその裏、ランナーを一二塁に背負うも二死までこぎつける。最後の打球は小野田投手の前に小飛球となって最後は小野田投手が拝み捕りでついに試合終了!!
この瞬間、SRは勝ち点14となって2010年度PLBチャンピオンに。SRはPLB初優勝を飾るとともに、猪又監督は前身のファルコンズ創立から数えて23年目にして待望の栄冠を勝ち取った。
猪又監督の優勝コメント:
やりましたあ!これ以上の言葉が出ないくらい嬉しいです!!この日がいつかはきっと来る、と心に誓っていましたが、やっぱり長かったですね。今日2010年11月13日は一生忘れられない記念日になりました。本当にチームの選手の皆さん、又これまでスクランブルを支えて頂いたファンの皆さん、1年間有難うございました!最後になりますが、PLB全チームの皆さま方にも「今年一年お相手頂き本当に有難うございました、またお疲れ様でした」、とお礼申し上げます。
SR各選手のコメント
江里口選手:今日は孫の七五三だったけど、来てよかったあ!
皆川選手:(しみじみと)20年以上かかったもんなあ・・・
三石選手:スクランブル、万歳!
相原選手:長かったです、今日ここに来るのも!(13時間かかりました・・・大分からフェリーで参戦)
小林選手:来年もあるがな
大田選手:今年はよく打てました!


(2010年11月13日付 SR猪又リポートより)
SR優勝談話続報
細田さん談話:
いや~、ホント嬉しいし、やっぱり「優勝」っていいもんですねえ。途中、猪又さんが「選手がアホやから野球でけへん」発言以来、3年間監督をやらせてもらったけど、その時代もだいぶ昔の話ですしね。今日はうちは家族総出(奥さんはナントお仕事を中座して駆けつけた!)だったけど、他の選手も見習ってほしかったなあ。。。それぐらい、大切で嬉しい一日でした!
小野田さん談話:
実は試合前から緊張してて・・・最初の打者への投球おかしかったでしょう?やっぱり緊張しててストライク入らんかったんですよ!(結果は三者三振でしたが)最終回も本当は細田さんに代わってもらいたかったぐらいで、最後の飛球もバクバクして大事に捕ったんですよ!でも(自身の野球人生を振り返って)なかなか優勝とか胴上げとか経験出来んので、今日はいい経験させてもらいましたわ。
猪又監督追談:
いやあ、今にしてみれば優勝の瞬間から計画してた行動が殆ど出来てなかったなあ。マウンド付近で人差し指を空に突き上げて、みんなで小躍りしたかったし・・・(他の選手の)胴上げの時に、カメラに向かって万歳しながらジャンプもしたかったし・・・まあ、次の瞬間までとっておきましょう!
(2010年11月14日付 SR猪又リポートより)