BU中盤突き放すもSR土壇場で追いついて引き分け

  • 2010年7月10日
  • 17:00-18:50私部公園
  • 天候:はれ
  • 観衆:10人くらい
  • 球審:Me西川
  • 塁審:BT相川
七回裏2死時間切れ
Team NameTNHCR
バブルスBu-10023006
スクランブルSR11000022x6x
先投
SR小野田(7回)
後投
Bu浅野(6回2/3)
MVP
  • SR細田:1票
  • Bu伊藤:1票
  • Bu浅野:1票
本塁打
  • なし
三塁打
  • Bu:伊藤
  • SR:大田
二塁打
  • Bu:浅野 ??
  • SR:細田

BU中盤突き放すもSR土壇場で追いついて引き分け

 BU噂の好投手・浅野選手とSRエース小野田選手の投げ合いで多くは点が取れない、と思われたこの試合。終わってみれば「まさか」の6-6だったが稀に見る好ゲームだった。

 初回、お互いに大事なところで守備の乱れもあって両チーム1点づつを取る。2回からはさすが両チームの投手、お互い快速球で打者をねじ伏せる。SRは3回に打撃絶好調の大田選手の中堅越え3塁打でチャンスをつかむが後続が凡退。
 次の4回にBUは浅野選手の2塁打を足がかりに2点を取ってついに逆転!更に5回にはフィルダースチョイスなどで迎えた2死満塁の好機にBU伊藤選手が鮮やかな左中間を深々と破る走者一掃の3塁打で突き放す!!これで試合は決まったかに見えたが・・・。
 6回、SRは無死2・3塁のチャンスをつかむと、前の打席で大飛球を放った大田選手がこれまた鮮やかな2点タイムリーを放つ!大田選手、前の試合から何と5打席連続安打更新中!!

 そしてドラマは7回へ。BUの攻撃が終わって時計の針は「18:42」に。あと8分、SRに焦りと諦めの雰囲気が漂う。必死の攻撃も2死二塁となって、打者・藤田選手。低めの球を振って空振り!投球がワンバウンドだったため最後の抵抗で一塁へ走る、捕手が一塁へ送球で・・・
 何とショートバウンドで一塁手後逸!!振り逃げで一・三塁。この時点で「18:48」あと2分。次打者・小野田選手、早めのカウントで強振、打球はBU遊撃手・木原選手のところへ。しかし、強い打球で多少あせったのか、一塁への送球がやや逸れてSR1点を返す!
 この時「18:49」。もう時間が無い、アラームが鳴る寸前。そしてSR細田選手が打席に入るときに猪又監督の携帯アラームが鳴った!『これが最後の打者です!』と西川球審へ告げる。猪又監督は3塁コーチボックスから走って左翼後方の道具室に走る!試合終了後、すぐにグラウンドを整備するために・・・。
 その間にドラマは起こった。猪又監督が道具を持って再びグラウンドに帰ってきた時には、二塁ベース上でガッツポーズをしている細田選手の姿が。そして西川球審の「ゲームセット!」

 ・・・試合は終わった。一番いい所がどういうシーンだったのか私には解らないがSRとBUはどうやら引き分けたようだ。

(報告=SR猪又)