「選手がアホやから野球ができん」解散が転じて、細田新監督誕生!

  • 1991年10月6日
  • スタミナ軒

 今シーズン限りで解散がささやかれていたファルコンズは、猪又拓道(26)が監督を辞任し細田昌宏(23)が来年監督を引き継ぐことで存続が決まった。
 猪又は「選手がアホやから野球ができん」と日頃から不満を語っており、いっそチームを解散しようとしていた。
 ところが、10月6日の試合で強敵インターフェアーズに圧勝したことで、同夜報道陣を締め出して予定された解散式(於スタミナ軒)が急きょ団結式に変わった。席上猪又は次期監督に細田を指名し、満場一致で承認された。
 細田新監督は特に抱負は語っていないが新人2名を入れチーム力を補強し、春に淡路島キャンプを計画するなど猪又色の濃い采配をふる模様で、来シーズンの活躍が期待される。

新監督:細田昌宏

(ピーナッツ・リーグ会報No.1/1991.12.19より)