大人と小学生の真剣勝負!

 10月30日深北緑地公園で大人チーム対小学生チームの野球試合が開催された。結果は7-1で大人チームが勝利したが、小学生チームの投手にきりきり舞だったようだ。

  • 2004年10月30日
  • 深北緑地公園野球場
  • 天候:くもり一時雨
  • 観衆:ご家族大勢
  • 球審:大人交替制
 
Team Name TN HC R
楠根ファイターズ 楠根 0 0 0 0 1 0 1
PLB大人チーム PLB 1 5 1 0 0 0 7
勝投
○細田(2回)-河野(1回)-日下(1回)-橋本(1回)-河野(1回)
敗投
●大田-加藤-西岡
試合後の大人チームと楠根ファイターズ
(2004.10.30深北緑地公園野球場)

大人チーム、小学生投手にきりきり舞い...

 大人チームはベースボールギャング(河野、橋本、阿部、猿渡、清水)とスクランブル(猪又、日置、皆川、細田)に、インスパイアから日下選手、ボンバーズから矢葺選手の計11名の混成チーム(BG猿渡は途中退場)。一方、小学生チームは寝屋川市の楠根ファイターズ(監督=河野勝巳氏)の6年生レギュラー選手。

 当日は降水確率50%、試合前から小雨がぱらつき、試合中には激しく降ることもあったが、中断も無く制限時間の10:50まで試合は無事に行われた。塁間は少年サイズの23m、使用球は軟式C号、本塁から投手板はそれぞれの通常サイズの少年16m大人18.44mとした。また特別ルールとして、大人の攻撃で1回で5点入ったら攻守交替とした。

 大人チームは楠根ファイターズの好プレーに終始押され気味。遊ゴロ内野安打の矢葺選手も「てっきり抜けたと思ってゆっくり走ってたら、ショートが捕っていた!あわてて全力疾走したヨ」
 楠根の大田投手は清水から三振1個、西岡投手は矢葺、日置、日下、河野、猪又から三振5個。小学生だからと思って甘く見ていた大人チームは面目丸つぶれ。楠根の河野監督は「今日は3人とも調子が好かった」とご満悦。大人チームからは「試合には勝ったが、最後に3番手投手に三振を5個もとられて負けた気分だ」との声も。
 一方で、打撃があまりパッとしなかったことについて、楠根の河野監督は「球が遅くてタイミングが合わなかったみたいだ」と。おそるべし楠根ファイターズ!「次はちゃんとした選手を揃えなければ...」と猪又選手は反省の弁。

 試合に先立ち、楠根ファイターズの父母会から、大人チームにビール1箱の差し入れがあった。各選手2本ずつ配分し、この試合で最も活躍した(?)最年長50歳の矢葺選手にはさらに残りの2本が贈呈された。父母会様に感謝感謝!

 この試合は、ベースボールギャングの岸本選手と楠根ファイターズの河野監督の冗談話から開催が計画された。当初はベースボールギャング単独で対戦する予定だったが、あまりにも唐突な試合に参加者が少なく、スクランブルと混成チームを結成することに。試合2日前に参加人数が怪しくなってきたため、さらにインスパイア日下選手・ボンバーズ矢葺選手まで引きずり込んで(?)超豪華混成チームが完成!?雨の中集まった選手の顔ぶれを見て、ベンチである選手が「こうして見ると野球バカばっかり揃った!」と言ったひと言がすべてを物語っていた試合だった。さてさて、この対戦また計画されるのか?

(2004.10.31付PLBニュースより)