PLB代表者会議、MVPと打撃王に賞金3,000円を決定 特別賞新設など規約大幅改定
2,3位にも賞金!本年度実施要項決まる!!
2004年度PLB代表者会議が2月13日(金)に開催され、本年度の大会実施要項が決まった。2003年度リーグ会計が大幅黒字になったことから、今シーズンは表彰を拡大することで合意。チームとしては、優勝、2位、3位、9位に、個人では打撃王とMVPに賞金を出すことになった。さらに、個人賞として特別賞を新設することも決まった。また、審判については2チームから1名ずつ派遣することで、試験的に運用することになった。

今年の会議の争点は審判派遣とリーグ会計予算の2点。
審判派遣については、メドレーズより派遣中止(不可なら減員)についての提案が事前に出されていた。理由として、昨年の試合で審判欠席が多かったことや、延期試合の日程調整が困難だったことを挙げた。
提案では、審判は対戦チームの選手が交替で行なうとしたが、スクランブルとギャングが猛反対。審判の判定がまちまちになる、選手が試合に集中できない、そこら辺の草野球の試合と同じになる、などの意見に他チームも同意し否決された。
次に代替案の減員(2チームから1名ずつの派遣)について討議。派遣チームの負担が軽減される長所が強調されて、大半が賛成に傾いた。しかし、派遣された審判員にとっては負担増であることや、対戦チームには不精確な判定への疑問が生じる、などの懸念があること、2名からでは審判員を助っ人に引き抜けない、バブルスやギャングは2名派遣は負担ではない、など様々な意見が出て議論は紛糾。
結局、審判部長の細田氏がメドレーズの提案を採用し、試験的に今年は2チームから1名ずつの派遣とすることで落着した。なお、付帯事項として(a)審判員の助っ人引き抜きを禁止(b)MVP投票は審判2票監督2票(c)MVP得票の審判出席点の廃止、を合わせて決めた。

リーグ会計予算については、昨年と球場使用料が同じあれば24,000円の残金(PLB会計係猪又試算)が生じることから、使途について討議。記念行事のための積み立て、社会貢献として募金、PLB会議の飲み食い代、などの提案があったが、9チームに増えていることから表彰関係を拡大することに決まった。
チームとしては、2位と3位にも賞金を、9位には「がんばって賞(仮称)」を出すこととした。また、メドレーズより打撃王とMVPは楯より現金が欲しいとの意見が出る一方で、やはり形として残るものがよいとの意見もあり、楯と賞金とすることになった。また、打撃王とMVP以外から特別賞をPLB会議の席で選出決定することとした。
会議は午後7時開始の予定だったが、時間通り集まったのは3名。しかし、定刻の5分~15分で7名が揃い懇親会からスタート。その後、8名がそろったところで、午後7時40分から討議に移った。BT竹本氏は今年も終盤午後9時過ぎから参加。毎年出席していた、SR猪又(PLB会計係)・SR相原の両氏は都合で欠席だった。
(2004.2.15付PLBニュースより)