リーグ初!2試合同時開幕戦!
3月25日、パ・リーグの開幕より一足早く、ピーナッツ・リーグが開幕。朝8時45分、寝屋川市民グラウンドに参加8チームの選手が大集合し、開会式が行なわれた。9時過ぎからは開幕戦2試合がA・B両面を使い、リーグ史上初の同時開催で行なわれた。

デバッガーズの辞退で8チームに縮小した今大会。しかし、そんなモヤモヤも吹き飛んだように、開幕の朝は雲ひとつない好天気に恵まれた。開会式には、開幕戦出場の4チームの選手と残り4チームの代表選手が勢揃い。約60人が参加して久々に賑やかな開会式となった(=上写真)。

開会式は大会委員長猪又氏の開幕宣言と挨拶で始まり、2005年度の表彰、優勝旗返還、審判部細田氏の挨拶と続き、最後に選手宣誓が行なわれた。
選手宣誓は2005年度MVPのBo高田選手(=右写真)。「野球で日頃の仕事のストレスを解消」と社会人ならではの内容だった。選手宣誓はここ数年途絶えていたが、PLB代表者会議で復活の声があがり実現した。

開会式での2005年度の個人表彰とチーム表彰。MVPのBo高田選手(=写真左)と打撃王のBG日野選手(=同右)にそれぞれ楯と賞金3千円が授与された。2位レックレスには賞金5千円、3位ベースボールギャングとボンバーズにはそれぞれ賞金1千円が授与された。賞金の祝儀袋は来年も使うため、受賞者は中身だけ抜いて袋を返却することが紹介されると、会場から笑いがこぼれた。

昨年優勝のインスパイアには、優勝が決定した時すでに優勝旗と賞金2万円が授与されている。開会式当日は、優勝チーム名入りのペナントがインスパイアに届き、17本目が優勝旗に取りつけられた。開会式では、国本監督からから真紅の大優勝旗が大会委員長に返還された(=右写真)。シーズン中、優勝旗は大会委員長が優勝決定まで保管する。

大会委員長猪又氏のお話: デバッガーズがPLBを脱退し8チームに減った。デバッガーズ4人の移籍が決まったが、残りの選手もまだ野球をしたいはずなので、そのときは面倒を見てあげて欲しい。WBCで日本が優勝し野球熱が高くなっている中、開幕を迎えられたことは喜ばしい。野球に再び注目が集まったので、我々も青少年の模範となるべくハツラツとプレーしよう!

審判部細田氏のお話:選手のみなさんは、他の試合では審判でもある。今年も試合進行にご協力をお願いしたい。例えば、ストライクは厳しくとるよりも広くとる方が好い。今回、記録ファイルに審判の注意点をつけたので参考にしてほしい。WBCでは審判の誤審が話題になった。ピーナッツリーグの審判はそれよりも技術レベルは上なので安心している。
(2006年3月25日付PLBニュースより)