PLB代表者会議、樹脂製スパイクを推奨

PLB代表者会議、樹脂製スパイクを推奨

 今年のPLB代表者会議は金属スパイクについて論議。ピーナッツ・リーグとして

  1. 樹脂スパイクを推奨
  2. 新規購入は樹脂スパイクのこと
  3. 金属スパイク禁止を強制はしない

の3項目を申し合わせた。

 昨シーズンの試合で金属スパイクによる負傷プレイが2件発生。今シーズンの会議の議題としてあがった。
 軟式野球連盟でも「大東支部は10年以上前から禁止」(Me松坂さん)しているが、「交野支部、守口支部は特に禁止していない」(Bu木原さん、SR細田さん)などの状況が報告された。また、レックレスとバブルスはメンバーの約半数が金属スパイクを使っているが、他チームは1~3人程度。ボンバーズは樹脂スパイクを指示しているとのこと。
 一方で昨年シーズンの負傷プレイは、金属スパイクの問題ではなくプレイ自体が危険だったのではないのか、についても検証した。負傷プレイにかかわった選手は、そこそこの経験があり、いずれも2塁への送球時に走者と野手が交錯して野手が負傷したもので、危険行為ではなかった模様。しかし、PLBには経験豊富な選手からあまり上手でない選手までいることを考えると、やはり金属スパイクは危険であるとの見方が強まった。
 代表者会議は「金属スパイク禁止」の方向に傾いたが、すぐに樹脂スパイクに変えられない選手にも配慮して、ピーナッツ・リーグとしては「樹脂スパイク推奨」と「新規購入は樹脂スパイク」との結論に落ち着いた。

■竹本大会委員長「金属スパイクの人は負い目を持ってプレイをしてほしい」

(2007年2月23日付PLBニュースより)