台風被害から大日野球場再開!佐太西は?

 台風21号の被害で使用不可だった大日野球場が11月11日から再開した。未明の雨でグラウンドコンディションが心配されたが、決戦シリーズ2試合が無事に行われた。一方、隣りの佐太西野球場はまだ再開していない。

大日1のブルートパーズ対メドレーズ
大日2のインスパイア対レックレス

 10月22日に近畿南部を通った台風21号が降らせた雨の影響は予想以上だった。翌23日の朝には「淀川は川幅が広がって河川敷が見えない(=Bo高橋)」状態で、「大日野球場は生垣の頭しか見ない(=BG瀬戸)」など、被害状況を見たピーナッツリーグ選手から衝撃の情報が寄せられた。
 淀川河川公園は復旧できた地区から順次再開していたが、10月28日に予定されていた決戦シリーズ2試合(BG-Bo、Bu-SR)は、大日2と大山崎1の野球場が使用不可のため事前に中止になった。
 11月3日に佐太西・大日地区の公園は再開したが、野球場はまだ使用不可。マウンドの土がなく、プレートむき出し状態(=In日下)」で11月11日の試合開催が危ぶまれていた。

 11月8日、淀川河川公園は週末11日から再開する運動施設を発表。大日野球場が含まれていてひと安心。早い復旧に「淀川の『阪神園芸』さんに感謝です」とIn日下選手。
 一方で佐太西野球場は×印のまま。「大日は被害が小さかったから再開できた。すぐ隣りだが佐太西は見た目より被害がひどい(=現地係員)」とのことで、いつ再開できるかまだわからない。11月18日には雨天延期になった2試合(In-Bo、Re-BT)が佐太西1、2で予定されている。

佐太西2の一塁線付近は石を含んだ土が流れ着いていた
佐太西2のマウンドは土が流されていた
佐太西2の内野は大量の砂が堆積していた 「あれじゃ白浜の砂浜や」と現地係員
佐太西1のマウンドも土が流されていた
佐太西1の内野は土が3塁側ベンチまで流されていた
大日地区の入り口には流れ着いていたものがまだあった
大日地区の駐車場の横には流れ着いたゴミが集められていた
大日2のライト後方には葦やペットボトルが流れ着いていた

(2017.11.11付PLBニュースより)

[補足] 佐太西野球場は2017年11月23日から再開されました。