アピールプレイ更新日 2022年7月5日

 アピールプレイの場合、審判員は攻撃側の規則違反に気づいていても、誰にも教えてはいけない。守備側がアピールしときに「アウト」を宣告する。

解説

 次の場合、アピールがあればアウトになります。

  • 飛球の捕球後に走者がリタッチ(再度の触塁)をしていない・・・走者にタッチするか、リタッチする塁に触塁
  • 走者が塁を踏み損ねた・・・走者にタッチするか、踏み損ねた塁に触塁してアピール
  • 打順を間違えた打者が打撃を完了した・・・球審にアピール
  • 一塁をオーバーランした走者がすぐに帰塁しない・・・走者にタッチするか、一塁に触塁してアピール
  • 本塁に触れ損なった走者が本塁に触れ直さない・・・走者にタッチするか、本塁に触塁してアピール

 アピールは投手が次の1球を投げる前か、アピール以外のプレイをする前にしないといけません。

 第3アウトが成立しても、それよりも有利なアピールがあれば、第3アウトと置きかえることができます。この場合は、守備側の投手と内野手4人が、フェア地域から離れる前にしないといけません。

練習問題