思いつくままに (2023/9月)



   9月というと、一般的には長月という別名がすぐ浮かびますが、他にもいろいろな呼び名があります。

   玄月・菊月・色取月・竹酔月・季秋・朽月・暮秋等々。

   このうち、菊月というのは、菊の花の季節だから。

   9月9日の重陽の節句も菊の節句と呼ばれます。

   菊の花は、春の桜と並んで、日本人にはとても身近な親しみやすい花と言えるのでしょう。

   この菊の花が、お刺身の盛り合わせにチョコンと付いている訳を、最近知りました。

   あれは、色取りもありますが、元々は毒消し・臭い消しのために付けられたのだとか。

   菊の花びらには、グルタチオンという解毒・抗菌作用のある物質があり、

   これを期待して食用菊の花を一つ添えて、刺身と交互に食べていたのだそうです。

   昔は、冷蔵技術が発達していなかったので、食中毒予防のためだったとか。

   大根のツマが添えられているのもやはり同じ理由なんですね。

   でも、最近私が買ってくる刺身は、大根はちゃんと付いてくるのに、

   菊の花の方はプラスチック製になってしまっていることが多いのは、手に入りにくくなっているからなんでしょうか。

   今度生の菊花がのってたら、試しに一寸食べてみようかな。

                                             2023/08/31   



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