★ ガーデン倉庫★

★2009年7月〜9月

No-35

友人からの依頼です。
倉庫がほしい とのこと。
大きさは1800×2700=1.5坪
初めての大物です。

完成まで時間がかかると思いますが・・・

と言うことで、新しい工作機械も必要だし、今の作業場では柱などの刻みが出来ないので、これを口実に機械を買って、作業場を拡張しました。
こっちです。

この場所に建てる予定。

さー、作業場も出来たことだし・・・
  作業を始めなくては・・・

倉庫の出入り口に扉を付けるのですが、アルミの扉だと味気ないし、値段が高いので作ることにしました。  ほんとに作れるのかが心配ですが・・・

戸の種類には、カマチ戸とフラッシュ戸とあるのですが、外の扉だし、雰囲気を出すためにカマチ戸にします。

材料はホームセンターからSPF材を買ってきました。
倉庫と言えどもカギが必要なので、カギ付きのドアノブを一緒に買ってきました。

SPF材は、いちおう表面を仕上げてありますが、それでもちょっと荒いし、寸法サイズに少しばらつきがあるので、自動カンナで表面を仕上げます。自動カンナや手押しカンナがあると便利ですね。

ドア枠を組むために、ホゾを切ります。
ホゾの墨出しをして、ドリルガイドにドリルをセットして、ホゾ穴の内側に穴を開けて行きます。

ドリルで穴をあけた後、ノミで掘っていきます。材が柔らかいので加工はしやすいのですが、表面がきれいになりませんね。

凸部はスライド丸のこで高さを調整して削っていきます。
スライド丸のこって便利ですね。

ホゾの切り込み完了
左右のカマチと上中下の桟です。

ドア枠の完成です。
1800×800

木工ボンドを付け、ホゾを差し込み、木ねじで締め付け。斜めの引っ張りは、枠の修正をしています。
枠の中に12mm合板を付けます。杉板を付けたかったのですが、ドアの変形を防ぐために、合板を入れ、強度を負担させます。

ドアの板を取り付けるための桟木を作ります。
2×4材を小さくわいていきます。
15mm×12mm

桟木を取り付け、板をはめ込み、反対側からまた桟木で止めます。

さー いよいよ本体に取り掛かります。
とりあえず材料を買ってきました。
土台、柱、間柱、梁の材料です。

構造材のみです。

母屋:杉90×90×4m×3本
土台:杉90×90×3m×2本
柱・梁:杉90×90×2m×11本
間柱:杉90×40×2m×13本

7月6日 今日から始めます。
まずは墨だしですが、
いちばん長いもやから行います。

図面を見ながら、柱とつなぐ部分のほぞ穴の墨を出していきます。
今日は墨出しだけで終了。

7月7日
 掘り込みをすのに、まずドリルで所定の深さまで掘ります。
其のあとノミで削っていきます。
角ノミがあると作業が速いのですが・・・

ちょと荒い削り方です。
これでも加工するのは夜なので、1日に1本ぐらいです。構造材が全部で16本あるので、後3週間ほどかかります。

7月8日
やっと柱と梁の接合部が完了。
毎日、仕事から帰って、2時間作業を行ってます。

7月3日

7月5日

束のホゾの加工です。
丸のこで両側から削っていきます。

7/11 ほぞ穴の加工です。
ノミで掘り込む前にドリルで穴をあけます。

穴を開けておくと、すごく楽です。

梁の接合部 完了。

梁に束を取り付けました。

7/15 柱の加工が終わったので引き続きドアの加工です。
ドアノブを取り付けます。

ノブ本体の穴は54mm
ラッチ部は22mmの穴開け。

プレートの厚みが3mm程あるので、ノミで座繰ります。

取り付け完了。

7/18 第二弾の買い出しです。
屋根下地のベニヤ板や屋根垂木、筋かい材、破風板、ドア枠等など。

7/20 再びドアの作業。
ガラスの代わりにポリカーボネートの中空シートを買ってきました。

段ボールみたいな作りです。
値段もちょっと高めです。

一枚ではちょっと弱いので、二枚重ねにしました。両面テープでくっつけてます。

7/22  中断していたドアの作業です。
ポリカを取り付けて完成。

ドアがさみしいので、ケヤキの切れ端で足跡模様を付けました。

8/1 外壁に使う羽目板を購入。
杉、小節、相ジャクリ
160×11×2000:90枚

9/6 またまた材料の調達です。
雨樋です。倉庫が小さいので樋も小さいサイズです。ジョウゴ、エルボ、止め等です。

さ- 基礎工事ですが・・・
こちらはプロにお任せです。
さすがにプロです。綺麗です。
ちなみに重松左官さんです。

さすが、基礎ブロックが出来上がりました。CB100×1段積
土台を止めるアンカーボルトと電気の配管も設置してます。

9/8 土間コンクリートも綺麗に打ち上がりました。埋め戻しも完了。後は立ち上げるばかりです。

さー 基礎も出来たし、材料も切り込んだし、9月の連休を利用して建て上げ作業を行います。予定は3日間。

自宅から隣町まで材料運搬。
材料満載です。

一台に乗り切れなかったので二回に分けての運搬。

現地について、資材を降ろし、戦闘準備。今日の助っ人は、隠れ建築士の山○くん。頼りになります。

土台は事前に防腐剤を塗っておきました。湿気防止のため土台部分に、屋根に使うルーフィングを敷きます。

基礎に埋めてあるアンカーボルトの位置に合わせて穴を明け、土台を取り付けます。

土台の上に柱を建てて行きます。家主、自らの作業です。

柱を建て、梁を乗せ、母屋を取り付けます。切り込みもばっちりでスムーズに完了。

梁の接続には羽子板ボルトを使い、外れないように締めあげます。

ボルトを締めた後、柱の立ちを見ながら仮筋かいで止めます。

屋根 垂木の取り付けです。
梁の上での作業に、ちょっとへっぴり腰の山○君。杉40×40

棟上げ完了。今日の作業はここまで。倉庫とは思えないほどガッチリと出来ました。
当然お疲れ様会はビールです。

土台アンカーボルトと筋交い取り付け金物。
筋交いの金物とアンカーボルトが干渉したので座金を掘り込みます。

柱の取り付け金物と電気配線

間柱と筋交いの取り付け
SPF 89×38

垂木の間隔は、屋根シングルの釘が出ないように305mmにしましたが、今度は下地のベニヤが900のため寸法が合わない・・・

ケラバ破風板の取り付け
杉 140×19

屋根下地 12mmベニヤの取り付け
釘打ちで取り付け。

アスファルトルーフィングの貼り付け 22kg タッカーで張り付けてきます。

軒先水切りの取り付け

ケラバ水切りの加工。屋根の角度と棟合わせ、軒先の水切りとの取り合いを加工。

水切りの取り付け。
今日の助っ人の藤○君と永○君。

屋根、アスファルトシングル葺き。専用ボンドと釘をを使って張ります。
ボンドを付けすぎたのか、80枚のシングルに9kg入りのボンドを使ったのに足りなくなりました。

屋根材は、コロニアルだと材の切断に手間がかかると思ってアスファルトシングル葺きにしました。
しかし、このシングル葺きは思ったより手間がかかりました。
シングルの裏に専用ボンドを塗る作業が・・・。屋根の上で、腰は痛いは、汚れるは・・・。
それでも何とか完成。
作業を手伝ってくれた東○君、写真がなくてごめんなさい。

これくらいの倉庫には必要ないのでしょうが、壁の下地に防水・透水シートを張ります。

下段から張って行きます。かぶりは10cm程度。引っ張りには強いのですがひっかきに弱いです。施工に注意が必要ですね。

壁材を張っていきます。錆びて筋が入らないように、釘は真ちゅう釘を使います。 杉、上小、相ジャクリ
160×11×2000

壁張り、進行中。

ドア枠を取り付けましたが、急きょ、ドアの上に明り取りの窓を付けることにしました。おかげで外壁張りもややこしくなりました。

杉、壁張り完了。綺麗な木目ですよ。

ここまでで予定の3日間終了。小さいのに思ったより作業が進みませんでした。
残りの作業は・・・ 雨樋の取り付け。外壁の塗装。内部の棚の取り付けです。
週末にみんな集合ですよ。

助っ人のミッチーとピカ一君と奥さんのミポリン。

外壁が終わったので、今日はドアの取り付けです。枠を掘り込んで取り付けます。

外壁を塗りを頼んでる間に、内部の棚を一段作ります。

こんな感じです。
一番下はすの子を作って敷いてます。

完成しました。

木造、シングル葺、平屋建 4.86u  1.8m×2.7m、軒高 1.8m

今日の作業員はいつものメンバーですが、なぜか女子ばかりです。

家主も張り切って塗り塗りです。

塗りの出来は心配ですが、作業は進みました。

奥の棚の奥行きは90p大物用
左の棚の奥行きは45p小物用
手前のスペースは自転車置きです。

作業終了後は、もちろん炭火の焼肉とビールです。

あっ 雨樋を忘れた!

やっと完成しました。この倉庫を作るために、作業場を広げるのに一カ月。倉庫の柱や梁の切り込みと準備に二カ月。建て方作業に三日。塗装と仕上げ作業に一日。その甲斐あって、なかなか立派で頑丈な倉庫が出来ました。

一週間遅れで雨樋を取り付けました。
これで本当に完成です。


屋根が小さいので、樋も小さいサイズです。Φ45mm