勝手論その11
@ 相変わらずですな・・・日本国民 |
さて、Kennyは中学2年の時に学級委員をやりました。 ほぼクラス全会一致での推薦でした。 それも推薦されて嫌々ながらも、選ばれてからはやる気になって勤めました。 任期は半年間。 言ってみれば最初は支持率が9割以上。 そして退任時期の支持率はと言えばおそらく1割そこそこ。 Kennyが司会進行を進める学級会は最初のうちは静かだったのが、 そのうちほとんどが勝手なことをやったりしゃべったり。 一生懸命やっていたのに相手にされなくなりました。
さて、今回の鳩山首相辞任劇も同じなのでは? 冷静にみるとですよ、結構いい政策を遂行していると思うんですよね、鳩山政権。 そりゃ確かに最高の結果とは思いませんが、少なくとも自民党政権よりはよかった。 2010年6月2日 |
A 参院選 |
いよいよ始まりますね。 でも、実はKennyはかなり冷めていたりします。 というか、参議院選挙自体に冷めているのであって、政治に興味がなくなったわけではありません。 Kennyは国民の審判はなんだったら衆議院だけでもいいんじゃないかと思っているぐらいです。 そして参議院は都道府県知事や政令指定都市の市長、総理大臣経験者や最高裁裁判官経験者、 国立大学長経験者などの学識経験者で構成してもいいと思っているわけです。 だって、良識の府なんですよね? だったらいっそのこと選挙で選ばれない議会であってもいいと思うのです。 その代わり衆議院の再可決要件は2/3ではなく、過半数で再可決が可能とする方がいいと思うのです。 都道府県知事や政令市長は選挙時に副知事や副市長と共に選挙を行う政治的任用にし、 これらの人たちが参議院に登院しているときは代理として知事や市長の職務を全面的に行えるように 地方自治法を大幅に改正すれば地方もきちんと対応可能です。 もっともそれ以前に憲法から大改正をしなければなりませんけど… 英国では上院議員のほとんどは選挙で選ばれていないわけだから、 これが民主主義とかけ離れることはないと思います。 2010年6月24日 |
B 本当にやるのか?代表選挙 |
また民主党内がごたごたしてきましたね。 結論からいえば、Kennyは菅代表VS小沢前幹事長の代表選挙はやるべきだと思っています。 そして今回は小沢前幹事長が総理大臣になるべきだとも思っています。 ただし、別に小沢前幹事長が最もいいとは思っていません。 他に見渡しても首相にふさわしい人がいないと思うだけです。 そのうえで、世論がどうのこうのという大マスコミの姿勢には疑問を感じます。 そもそも政治と金を問題にしていること自体、幼稚だと思います。 だいたい、政治家になんらかの金の問題があっても、しっかり仕事をしてくれればいいのでは? それが、わいろをもらって特定の人や企業に利益を誘導したという確固たる証拠があれば別です。 そうだとしたら、それは政治家が政治家としての仕事をしていないからです。 よって政治と金の問題を除いて考えてみることにします。 まず、菅総理は就任後何をしたかといえば、国民が支持したマニフェストを、 何の断りもなく撤回したかのような行動をとりまくっています。 予算編成の手法などは自民党の方法をそのまま取り入れたのではないかと思えるほどです。 これでは何のための政権交代かわかりません。 はっきり言ってまだ鳩山政権の方がずっとマシだったと思いますが? そして小沢前幹事長はそのマニフェスト復活を狙っているようです。 それならKennyは小沢前幹事長を支持します。 そしてマニフェストに変更がある時は、再び国民にそれを示して総選挙をやってもらいたいと思います。 変更の度合いについては首相の胸先三寸というのでかまいません。 次にマスコミが言う「世論は小沢復権を支持していない」ということですが、 これは全く無視していいと思います。 そういえば小泉元総理もそんなことを言っていました。 だいたい、世論調査なんてものは質問方法によってもその結果が変わってしまいます。 インターネットの調査と新聞の調査で正反対の結果が出ていることもからもそれが分かります。 要するに、選挙以外の世論調査などくそくらえぐらいの勢いでいていいと思うのです。 そもそも、小沢前幹事長にどんな金の問題があるのかが分かりません。 検察が一度作り上げ、マスコミが大々的に報道してしまえば、世論なんてどうにだって動きます。 だれか、どんな金の問題があるか、しっかりと説明できる人はいますか? 小沢氏がいつ、だれにわいろをもらいましたか? 不動産などの資産があるのがいけませんか? これがいけないという人は、ただの「やっかみ」でしょう。 というわけで、しっかり代表選挙をやってもらおうじゃないですか。 2010年8月30日 |
C いよいよ代表選挙 |
しっかり選んでもらいましょう。 菅代表再選は避けてもらいたいところですが、おそらくそうなるでしょう。 しかし、日が経てば経つほど菅代表のやりたい事がわからなくなってきています。 これで首相が務まるって、やはり官僚のやりたい放題ですな。 まぁ確かにそれでもいい時期ってのはあると思います。 それに対して今はどうかといえば、そんな時期ではないと思うのですが? おそらくもっと官僚の作文を朗読する国会が増えると思います。 これなら自民党政権のほうがいいなぁ。 2010年9月11日 |
D 海上保安庁映像流出事件 |
さて、尖閣諸島をめぐる中国漁船の海上保安庁船舶追突事件の映像流出事件についてですが、 海上保安官の逮捕見送りとのことでとりあえずひと段落なのかと思います。 それではこれをどう見たのかということですが、Kennyとしては 起訴できなかったとしても逮捕はすべきだったと思います。 なぜなら、この流出事件は実は恐ろしい意味があるからです。 それに先立ってまず断っておきますが、今から述べることは映像を出すのがいいか、悪いかということではありません。 海上保安官が政府の方針に反して流出させたときにどういう対応をすべきか、という話です。 最近映画「海猿」などでクローズアップされた海上保安庁、海上保安官ですが、 その実態ははっきり言えばある意味軍隊と同様の実力を持っています。 そう、つまり海上保安官は武官なわけです。 そんな人が勝手に政府方針と反することをやっていいのでしょうか? 日本は戦前に青年将校が正義に駆られてクーデターを起こしたのをすでに国民は忘れているのでしょうか? それとも歴史の勉強をしていないのでしょうか? 武官が文官に逆らうことはあってはいけませんし、文官だって政治に逆らってはいけません。 政治家の方は辞めるという責任の取り方があります。 しかし、身分保障がある公務員はそう簡単に辞めさせられませんし、 大臣などの首に比べたら一公務員の首など大したことはありません。 今回の事件は国土交通大臣の首を飛ばさなければならないほどの事件だと思います。 なにしろ政府に反逆する行為をする者が政府の中にいたということですから。 もしこんなことが許されるのならば、政府は政府の体をなしていないということになります。 国家公務員は国民に選ばれた政治家の方針に従うべきです。 例えば戦争になったとき、政治家が軍人にその命令をしたというのに、 その命令に逆らう軍人ばかりだったらその戦争に勝つことができるでしょうか? 勝てるものだって勝てないと思われます。 もちろんそういう命令を出す政治家の能力は問われてしかるべきですが、 それが悪い方針だったとしても従うのが公務員の役割です。 それを忘れて自分の思想、思考によって行動することは許されるはずもありません。 そんなわけで、結果として行政処分だけになるかと思いますが、 この際菅政権は海上保安庁長官に、きっちりと懲戒免職という処分を下させるべきだと考えます。 2010年11月18日 |