タイ王国記〜12月31日〜


3日目 スコータイ

 

この日は当初ツアーに含まれていなかった象乗りができました。

このあたり,小人数のツアーの良いところと言えるでしょう。

1296年,日本では鎌倉時代にチェンセーン王国の国王がここに都をおきました。

とても暑かったのですが,それでもバンコクよりは涼しかったようです。

ガイドさんは地元大学で日本語を勉強したという方でした。

日本には来たことがないとのことでしたが,十分通じる日本語でした。

 

象に乗った!!!

チェンマイからスコータイ遺跡公園へむかう途中に国立の象飼育施設があります。
ここではそのショーが見られるほか,実際に象に乗ることも出来ます。
その様子をどうぞ。

鞍をつけた象が歩く姿。

象使いのほかに客が2名1組で乗ることができます。

象の一歩はかなり広く,走ったりしたら速いんだろうなぁ。

「象に注意」

日本では見られない標識でしょう?

象が連なって歩く姿はなかなか圧巻!

スコータイ遺跡公園 (Shkhothai)

スコータイは1238年から1362年まで初めてのタイ人による王朝の首都でした。
当時はかなり豊かな国だったらしいのですが,現在は遺跡公園となっています。
遺跡は風化する一方でしたが,遺跡公園として整備されてからは保護されています。

ワット マハタート

かつての王室守護寺院です

当然のことながら遺跡の中央にあります

現在はその中心の仏像と回廊部分の石柱が

残っています

上の仏像の向かって右後方にたっている仏像

日本人から見ると立像というのは珍しい

仏像が歩いている像が並んでいるが,

これはやはり日本人から見ると非常に珍しい。

風化が激しくてわかりづらいが,

象の像がレリーフとして仏塔の周りを囲んでいる

やはり象が重宝されていたことがわかる

ワット・スィー・サワイ

とうもろこし型のクメール様式の仏塔が特徴的

これはかつてヒンドゥ教寺院であったが,

タイ人によって仏教寺院に改修されたからである

ワット・スィーチュム

ちょっと大きな大仏坐像が窮屈な石堂に

おさめられていてちょっとかわいそうな感じ

隙間から少し仏像が見えているでしょう?

これが,現在のスコータイの実態。

タイは全国的に首のない仏像が多い。

これは風化したものもあるが,ビルマ軍の攻撃

で破壊されたものも多い。

かつて立仏像があったところがよくわかる写真

現在のスコータイの街での市場

なかなか活気があって気分もウキウキしてくる

ただ,ゲテモノを食べ物として売っていたのは

ちと・・・・

 

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