データ通信2-HDLC
        データ通信2  HDLC 
局・クラス・モード
英数字は小文字で完全入力
局種 機能 手順クラス 二次局の動作モード 他のモード
データ―リンクの制御に
責任うを持つ。
手順クラス
(非同期応答モード)
*許可無くレスポンスが送れる
(正規応答モード)
(切断モード)
(初期モード)
指示に従う。
お互いに対等。 手順クラス (非同期平衡モード)

HDLCフレームフォーマット
英数字は小文字で完全入力
@ A B C D E

シーケンス

シーケンス

シーケンス
() () () () () ()
ビット
ビット ビット 任意 ビット ビット
@ これでをとる。またフレームの を示す。
  ビットパターンは(0111110) データ中にこのパターンが現れないように1が ビット続いたらを挿入
A
コマンドの側またはレスポンスの 側アドレスを示す。ISDNではビットで使用。
B コマンド/レスポンスのや順序番号等の制御情報を設定。I、、Uの3 種類ある。
C 送信するデータが入る。フレームはこのフィールドを持たない。
D A〜Cの制御で が用いられる。
フレーム種類と制御フィールドのビット構成
英数字は小文字で完全入力
フレーム種類 b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8
I フレーム N() P/F N()
S フレーム P/F N()
U フレーム P/F
P/F
P 局使用のとき の要求
F 局使用のとき 最後のフレームであることを示す
N(S)は順序番号,N(R)は次にしたいフレームの順序番号
S 機能ビット RR,REJ等の監視用のコマンドやレスポンス
M 機能ビット 等を制御する
拡張モード
フレーム種類 b1 b2 b3 b4 b5 b6 b7 b8 b9 b10 b11 b12 b13 b14 b15 b16
I フレーム N() P/F N(
S フレーム P/F N(
U フレーム P/F

コマンド/レスポンスの種類
英数字は小文字で完全入力
I I 情報の転送
S 1フレームの受信可能
1フレームの受信不可
指定フレーム以降の再送要求
指定1フレームの再送要求
U 正規応答モードの設定
非同期応答モードの設定
非同期平衡モードの設定
拡張正規応答モードの設定
拡張非同期応答モードの設定
拡張非同期平衡モードの設定
初期モードの設定
動作(切断)モードの終了
順序番号に関係ない情報転送(発呼要求、着呼等)
レスポンスの勧誘
拒絶状態の検出と回復要求
局識別や特性の情報交換
相手局の受信順序番号のリセット
非番号制コマンドに対する受信応答
切断モード通知。動作モードの設定要求
切断モードへの移行要求
SIMコマンドの送信を要求
再送で回復不可能な誤り検出の通知

正規応答モードの手順例
英数字は小文字で完全入力
一次局から情報フレーム3個を送信し、二次局で2番目のフレームが正しく受信できなかった場合の例である。
一次局→二次局
正規応答モード設定
フレーム
コマンド(M) P
二次局→一次局
受け入れ可能
フレーム
コマンド(M) F
一次局→二次局
データ伝送
フレーム
3個連続
I N(S) N(R) P
xxx
I N(S) N(R) P
xxx
I N(S) N(R) P
xxx
2番目のフレーム
からの
再送要求
フレーム
レスポンス(S) N(R) F
一次局→二次局
フレーム再送
フレーム
2個連続
I N(S) N(R) P
xxx
I N(S) N(R) P
xxx
 
二次局→一次局
情報送信
フレーム
I N(S) N(R) P
xxx
一次局→二次局
動作モードの終了
フレーム
コマンド(M) P
二次局→一次局
応答
フレーム
コマンド(M) P