データ通信3  パケット交換(1)

デジタルデータ交換方式
交換方式 交換方式
通信速度 交換であるため網内処理に時間がかかる 端末と回線の速度による
回線の設定と伝送 チャネルによる伝送 的回線による伝送
端末の伝送条件 異手順、異速度端末相互の通信が 端末相互の手順や速度は同一

回線交換方式
制御信号 相手端末を選択する信号。
Xシリーズでは国際標準の、国内ではJISの7を採用
信号 相手端末に接続できなかったとき、状態や理由を返す。

回線交換方式インターフェース条件
英数字は小文字で完全入力
Xシリーズ
網)
シリーズ
(一般の網)
同期方式 調歩式 同期式 調歩式 同期式
勧告 bis bis
コネクタピン数 ピン ピン ピン
48kibit/sの場合ピン
NCU要・不要

検討された回線設定手段
経路設定:
ダイナミックルーチン
パケット伝送その都度経路を選択。不採用。 目的地にバラバラに着く
処理がで不採用。
バーチャルサーキット
回線)
1つの呼が設定され、その同じルートで順次送出。
この呼を(バーチャルコール、仮想呼)とよぶ。
DDX-P
交換サービス)
固定
スタティックルーチン
2点間で常に決まったルートを設定している。
呼設定・開放の手順不要
(パーマネントバーチャルサーキット)
DDX-C
交換サービス)


パケット交換網の構成
英字小文字で完全入力
非パケット
端末
--
回線
終端装置
--
パケット
多重化装置

)機能
--



パケット
交換機



--
パケット
端末
--
回線
終端装置
-- ---------------- --

ITU-T勧告
@ X. PADの基本機能と選択パラメータ
A X. パケットモード端末と公衆パケット交換網間のプロトコル
B X. 調歩式端末とPAD間のプロトコル
C X. PADとパケットモード端末間のプロトコル
D X. 公衆パケット交換網が他の網と相互接続するためのプロトコル

DDX-Pのレイヤ
プロトコル パケットの組み立て・分解 X.
レイヤプロトコル @の設定・解放
Aパケット制御
B制御
Cフロー制御
X.
レイヤプロトコル @設定・維持・解放
Aフレーム制御
B誤り制御
レイヤプロトコル 物理的、電気的、論理的接続

パケット形態端末の信号フォーマット
HDLCのフレームは英字小文字で完全入力
PAD・PTフォーマット   PAD・PTヘッダ  
レイヤフォーマット   パケットヘッダ  
レイヤフォーマット
(HDLCのフレーム)

パケット一覧
英数字小文字で完全入力
分類 DTE→DCE DCE→DTE 機能 データ部有無
通信 データ DT データ DT ユーザ相互間の転送データ 最大オクテット
フロー制御 受信可 受信可 データの確認
受信不可 受信不可
呼設定・解放 発呼要求 着呼   最大オクテット
着呼受付 着呼受付
復旧要求 切断指示
切断確認 復旧確認
リセット リセット要求 リセット指示 シーケンス番号
初期設定
リセット確認 リセット確認
割込み 割り込み 割り込み フロー制御によらない
データ転送
オクテット
割込確認 割込確認
リスタート リスターと要求 リスターと指示 全呼解放
リスターと確認 リスターと確認
ファシリティ ファシリティ要求     登録(相互登録)
    ファシリティ確認
エコー エコー要求     エコー試験 オクテット
固定パターン
    エコー確認
リセット:ネットワーク内に存在するパケットを、通番を0にする。
      VCを切断することなく手順を最初からやり直す。
リスタート:VCを全呼し、パケットレイヤをする。